ネットアップのOntap7.2.7/7.3.2 Serverでも利用可能に

網屋、7対応のログ監査「ALogコンバータ Ver. 3.4」

　1月14日、網屋はアクセスログ監査ツールの新バージョン「ALogコンバータ（エーログコンバータ） Ver. 3.4」の販売を開始した。新たにWindows 7に対応するほか、アクセスログの検索システムの改良などが行なわれている。

網屋のアクセスログ監査ツール「ALogコンバータ」

　ALogコンバータは、サーバーから取得したログを軽量のログファイルに変換する機能を持つほか、高速検索や分析機能を搭載するログ監査ツール。Windows用のほか、ネットアップのストレージ用OS「ONTAP」やEMCのストレージに対応したエディションが用意されている。

ALogコンバータの仕組み（網屋のWebサイトより）

　Ver. 3.4では、UTF8形式のデータへ対応し、多言語のファイルのアクセスログ収集を文字化けが生じずに行なえるようになった。また、ネットアップのOSエディションがOntap7.3.2ServerとOntap7.2.7Serverに対応し、NFSによるアクセスも可能になった。

　アクセスログ検索については、不正アクセスを自動的にファイル化する監視レポートに「報告書作成機能」が追加。単なるデータファイル出力をするだけでなく、タイトルや概要などを自由に挿入できるようになった。また、監査レポートには「詳細出力モード」も追加されており、従来の件数だけの出力のみならず、アクセスログの詳細内容をファイル化することが可能となっている。

高速化された検索機能

　価格（税別）は、ALogコンバータ for Windows Standard Editionの「5 Windows Server」が98万円、ALogコンバータ for NetAppの「2 NAS(NetApp) Server」が142万円など。

■関連サイト

• 株式会社網屋（AMIYA Corporation）