動画の手ブレもきっちり補正「DSC-HX5V」
3月5日発売の「DSC-HX5V」(予想実売価格4万5000円前後)は光学10倍という高倍率ズームが特徴。焦点距離は35mm換算で25~250mmとなっている。撮像素子はTX7と同じく有効1020万画素のExmor R CMOSセンサーを採用する。
AVCHDによるフルHD動画撮影が可能だが、HX5Vは同社のビデオカメラ「ハンディカム」にも搭載されている手ブレ補正機能「アクティブモード」を搭載。歩きながらの動画撮影などで手ブレが軽減される。
なお、TX7とHX5Vは短距離無線通信技術の「TransferJet」に対応。「VAIO F」などのTransferJet対応機器に近づければ画像データなどを転送できる。利用にはTransferJet対応メモリースティック(8GBメディアの予想実売価格1万円前後)が必要となる。
CCDセンサー搭載の「DSC-W」シリーズ
Exmor R搭載機種以外も登場する。撮像素子に有効1410万画素CCDセンサーを採用する「DSC-W」シリーズが3機種、2月5日に発売される。
「DSC-W380」(予想実売価格3万円前後)は光学5倍ズームを搭載し、広角24mm(望遠120mm、35mm換算)での撮影が可能だ。光学式手ブレ補正を搭載するほか、動画撮影(720p)にも対応。カメラをスイングすることでパノラマ写真が撮影できる「スイングパノラマ」モードも搭載する。
「DSC-W350」(予想実売価格2万5000円前後)と「DSC-W320」(同2万円前後)はスリムボディが特徴。W350は16.9mm、W320は17.3mmという薄さで、どちらも広角4倍ズーム(26~105mm)を搭載。W350は光学式手ブレ補正や動画撮影機能、スイングパノラマモードを搭載するが、W320ではこれらは非搭載となる。