このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

新時代を拓く! シャープの次世代液晶テレビ「LED AQUOS」

2010年01月14日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
AQUOS専用のポータルサイト「AQUOS.jp」の画面。登録された各種サービスは、リモコンのダイレクト選局ボタンで手軽に選択できる

AQUOS専用のポータルサイト「AQUOS.jp」の画面。登録された各種サービスは、リモコンのダイレクト選局ボタンで手軽に選択できる

多彩なサービスに対応し、ユニークな機能も多いネットワーク機能

 多彩なネットワーク機能もLX1ではさらに充実している。基本的な機能はAQUOS専用のサイト「AQUOS.jp」が提供する各種サービスで、従来モデルにも採用されている。ここから、「アクトビラビデオ・フル」、「YAHOO! JAPAN for AQUOS」などへアクセスできる。このほか、ブラウザ機能も備えているので、「DoTV」での検索やURLアドレスを入力することで、一般的なウェブページのブラウジングも可能だ。

「YAHOO! JAPAN for AQUOS」の画面。専用にデザインされたフルHD表示で、文字などもスムーズに読める。多彩な動画が楽しめる「動画チャンネル」が楽しめるのはAQUOSのみだ

 フルHD解像度でレンダリングされるブラウザー画面は文字も鮮明で読みやすく、ちょっとした検索などはいちいちパソコンを起動するよりもスムーズだ。画面の表示や描画速度も十分に速く、イライラせずに使える。また、「モーションガイド」ですぐにテレビ放送/インターネット画面を切り換えることができるので、放送を見ていてちょっと気になった事柄を詳しく検索するといった使い方もしやすい。

内蔵ウェブブラウザーで、「ASCII.jp」のページを表示。標準では、ウインドウが拡大表示されるので、文字は読みやすいが表示される面積は少なめ

内蔵ウェブブラウザーで、「ASCII.jp」のページを表示。標準では、ウインドウが拡大表示されるので、文字は読みやすいが表示される面積は少なめ

ブラウザーの便利機能で、ページの拡大縮小が可能。縮小サイズでも文字は十分に読みやすい。これならば、ページの多くの情報を一覧できる

ブラウザーの便利機能で、ページの拡大縮小が可能。縮小サイズでも文字は十分に読みやすい。これならば、ページの多くの情報を一覧できる

「モーションガイド」で放送中の番組を確認することもできる。放送チャンネルへの切り替えもスムーズに行なえる

「モーションガイド」で放送中の番組を確認することもできる。放送チャンネルへの切り替えもスムーズに行なえる

 AQUOSならではのユニークなネットワーク機能としては、電子チラシサービス「Shufoo!」や雑誌立ち読みサービス「デジ×マガ」、DoTVの新機能「TVで新聞」などがある。「Shufoo!」はあらかじめ住んでいる地域を登録することで、その地域で配布されているスーパーマーケットのチラシなどを画面で閲覧できるもの。

「デジ×マガ」で、「アスキー ドットPC」の目次を表示してみたところ。小さい文字は多少読みにくいが、きちんと潰れずに表示されている

「デジ×マガ」で、「アスキー ドットPC」の目次を表示してみたところ。小さい文字は多少読みにくいが、きちんと潰れずに表示されている

 「デジ×マガ」は各出版社が発売中の雑誌の主なページを画像で提供しているものだ。試しに見てみると、表紙や目次のほか、特集記事の一部も閲覧できた。ページの表示は画像となっているため、細かい文字などは拡大しないと読みにくいこともあったが、雑誌の内容をざっと確認するには十分だ。「TVで新聞」も同様で、当日の新聞の一部を見られる。このほか、過去の新聞の主なページや、戦前の新聞の一部などを見ることもできる。

「TVで新聞」のトップページ。当日と前日の一面の画像を選べば、その日の主な内容を確認できる。バックナンバー用のページや「読み上げサービス」なども用意されている

「TVで新聞」のトップページ。当日と前日の一面の画像を選べば、その日の主な内容を確認できる。バックナンバー用のページや「読み上げサービス」なども用意されている

新聞を表示したところ。下方向への移動は十字キーで行なう。さらにもう一段階紙面を拡大表示することもできる

新聞を表示したところ。下方向への移動は十字キーで行なう。さらにもう一段階紙面を拡大表示することもできる

最近の新聞の選択画面。ここから読みたい日の新聞を選択する

最近の新聞の選択画面。ここから読みたい日の新聞を選択する


高画質・高音質だけでなく、機能面も充実
これからの時代のスタンダードと言えるモデルだ!

 次世代液晶パネルとLEDバックライトの採用による高画質・高音質が本機の最大の特徴だが、「モーションガイド」による使いやすい操作性やユニークなサービスを多彩に揃えたネットワーク機能など、機能性もかなり優秀なモデルと言える。

 ネットワーク機能というと、パソコンや情報家電に詳しい人だけしかありがたみを感じられない印象もあるが、テレビで新聞を読めたり、雑誌の中身を気軽に楽しめるといった機能は、一般的なユーザーでも便利だと感じられるだろう。

 シャープとしては、本機の次世代液晶+LEDバックライトモデルを今後も本格的に投入していく予定だが、それは他社も同様。今年はLEDバックライトモデルが各社から続々と登場してくるものとみられている。これからのテレビのトレンドの先駈けとなる本機は、将来性も含め、とても使いでのある内容充実のテレビだと感じた。


■Amazon.co.jpで購入

■関連サイト

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中