1月7日、セキュリティベンダーのマカフィーはWebとメールのセキュリティを確保するゲートウェイアプライアンス「McAfee Email and Web Security Appliance 5.5」を発表した。
最新バージョンの5.5では、同社が誇るArtemisとTrustedSourceという2つのテクノロジーを統合。Artemisはシグネチャなしで不正なマルウェアからを攻撃を防御するためのサービスで、同社の個人ユーザー向けのPCセキュリティ製品などに採用されている。また、TrustedSourceは買収したセキュアコンピューティングのレピュテーションサービスで、URLやIPアドレス、ドメイン、コンテンツなどを総合的に評価し、危険度を分類する。亜種の増殖し続けるマルウェアからの攻撃を防御するArtermis、スパムメールの検知に有効なTrustedSurceを組み合わせることで、高い防御能力を実現した。
その他、導入や設定を容易にするためのネットワーク自動検出やウィザードを搭載。最大90カテゴリのURLフィルタリングや利用状況や傾向をわかりやすく調べる「McAfee Web Reporter」も標準搭載する。
価格は1台で84万円からで、1月8日から出荷される。
