ルート認証局の日本認証サービスと、SSLサーバー証明書の日本クロストラストが、電子認証分野での資本および業務提携に合意した。なお、今回の提携を機に、日本クロストラストは社名をクロストラスト株式会社に変更する。
日本認証サービスは、1997年に設立された民間の認証会社で、JCSIとして知られている。「AccreditedSignパブリックサービス」と呼ばれるSSLサーバー証明書のほか、プライベート認証局の構築やコンサルティングなども手がけている。一方の日本クロストラストは、2004年設立のSSLサーバー証明書を提供する企業。PC用の「Enterprise SSL」や携帯電話の対応を謳う「Enterprise SSL For Mobile」などのほか、EV SSLサーバー証明書も展開する。
プレスリリースでは「両社はこのたびの資本・業務提携により、今後も高い信頼性と利便性を兼ね備えたサービスを開発・提供して参ります」と謳われているが、具体的な今後の活動については発表されていない。
