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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第134回

鞆の浦で昔の猫と再会した年末年始

2010年01月08日 14時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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実は生まれたばかりの時にも撮ってた!

 そういえばこの猫、見たことがあるっ。帰宅してから古い写真をがさごそと(iPhoto上で探すだけなのでそんな音はしないけど)探すと、いた。2006年1月だ。

約4年前。まだ若々しくてちょっと痩せてた。ぐぐっとカメラに迫ってきたのでこんなポーズに(2006年1月 RICOH GR Digital)

約4年前。まだ若々しくてちょっと痩せてた。ぐぐっとカメラに迫ってきたのでこんなポーズに(2006年1月 RICOH GR Digital)

 よく見ると左目の様子がへんで、模様もそっくり。今よりちょっと痩せてて、赤い首輪をしてる。妙に人なつっこかった記憶がある。

 さらに遡ってみると、2004年に撮った写真にも発見。生まれて数ヵ月の子猫。確信は持てないけど、左目がつぶれた感じからしてこの猫に違いあるまい。

さらに6年前は生まれたばかりだった。あまりに小さくてよたよたしてて、他の猫に可愛がられていたのである(2004年5月 SANYO DSC-J4)

さらに6年前は生まれたばかりだった。あまりに小さくてよたよたしてて、他の猫に可愛がられていたのである(2004年5月 SANYO DSC-J4)

持っていったかつおぶしをあげてみたが口の周りにつけるだけでうまく食べられず。左目が今よりずっと痛々しかった頃(2004年5月 Nikon D100)

持っていったかつおぶしをあげてみたが口の周りにつけるだけでうまく食べられず。左目が今よりずっと痛々しかった頃(2004年5月 Nikon D100)

 あれこれ思い出してきた。ものすごく小さくて、よたよたしてて、他の猫たちに保護されてた感じ。明らかに左目が見えてなくて、がりがりに痩せてて、かつおぶしをあげても上手に食べられず、あまりにも弱々しく、このままでは生き延びられないんじゃないかと心配したのである。

 それがいまや、血色も肉付きもよく立派な中年猫になっているではないか。よかったなあ。

 そうこうしてたら近所のおじさんが家から出てきて、路地を歩いていくと猫も一緒にとことことついていくのであった。そんな2009年最後の夕方。

狭い尾根の路地をおじさんと歩いていく猫の黄昏後ろ姿(2009年12月 Nikon D90)

狭い尾根の路地をおじさんと歩いていく猫の黄昏後ろ姿(2009年12月 Nikon D90)

 では本年もよろしくお願いします。


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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は2010年1月15日掲載予定



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