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ホットなCULV機に、クールな1台が登場

ASUS UL20Aに見る、モバイルへのこだわり

2010年01月09日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部/後藤宏

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 細かな設定項目を用意した省電力機能「ASUS Power4Gear Hybrid」も装備。バッテリー駆動時間が長い点も本製品の特徴と言える。

 カタログスペック上のバッテリー駆動時間は約7.4時間(JEITA測定基準)。利用方法にもよるが、外出先でネットやメールを中心に使用し、ビジネス文書の編集など簡単な作業を行う程度なら、5時間程度の駆動時間が期待できる。5時間あれば、新幹線(のぞみ)で東京を出発し、博多付近をまで到達できる計算だ。

バッテリーは比較的コンパクト。カタログスペックでは、約7.4時間駆動とある。ちょっとした外出程度なら、アダプター要らずで使えるだろう。また、ACアダプター自体もコンパクトで気軽に持ち運べる

 また、Windows 7起動時にキーボード左奥のボタンを押すと、電力管理設定が簡単に切り替えられる。High Performance、Quiet Modeなど、独自の省電力ユーティリティー「ASUS Power4 Gear eXtreme」で設定したプロファイルが選べる。

ASUS Power4 Gear eXtremeの設定画面。利用形態に合わせて4つのプロファイルを保存できる。設定項目が豊富で視覚的にも分かりやすい

 ちなみにこのボタンを電源オフの状態で押すと、LinuxベースのインスタントOS「Express Gate」が起動する。起動時間は8秒程度と休止状態からWindows 7を起動するより圧倒的に速い。ウェブブラウザーはもちろんのこと、Skypeでのチャット、HDD内に収めた画像の表示なども可能だ。外出先で急な調べ物をしたり、撮影した画像を知人に見せると言った用途で待ち時間を意識せずに使える点は利点だ。

キーボード左奥に設けられたボタン。電源オフの状態で押すと、LinuxベースのOSが約8秒で起動する。その横にはAltec Lansing TechnologiesとSRS Premium Soundシステムのロゴ。モバイルノートとしては厚みのあるサウンドを再現する

 長時間駆動に加えて、即時性というモバイルノートに求められる仕様を積極的に取り組んでいることは、ASUSならではの大きな利点と言えるのではないだろうか。

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