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ソフマップ×天野伸彦イベント

インテルの神様こと天野伸彦氏が語る「ゆくCPUくるCPU」

2009年12月26日 23時55分更新

文● 宇田川和成/ASCII.jp編集部

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 先日お伝えしたように、本日ソフマップリユース総合館店頭にてインテル天野伸彦氏によるトークイベントが開催された。

本日ソフマップリユース総合館店頭にてインテル天野伸彦氏によるトークイベント「ゆくCPUくるCPU」が開催

 今回のイベントではテーマを「ゆくCPUくるCPU」と題して、インテルの2009年の主な動向やその反省、2010年に向けた施策などを解説した。

インテルの2009年の主な動向やその反省

 なお、インテル2009年の総括は以下の通り(主に天野氏の活動について)。

  • 1 ~ 3月 BloomfieldのCore i7の拡販活動
  • 4 ~ 6月 以前行なわれたイベントのスライドが原因で社内でこっぴどく怒られた
  • 7 ~ 9月 LynnfieldのCore i7/i5とSSDの拡販活動
  • 10~12月 Windows7とCore i7の組み合わせのオヤジギャグ連発

 次に2010年は、ついにCPUは32nmプロセスへ進み、開発コード「Clarkdale」と呼ばれるグラフィックを内蔵したCPUが年明け早々にも販売が開始されるとした。ちなみに天野氏はグラフィックを内蔵したCPUの性能はハイエンドゲーマー以外は満足できるレベルに達しているとしながらも、自身はP55チップセットに1万円程度のビデオカードを組み合わせるのが好きと、またしても広報がピリピリしそうな発言も……。
 また、ハイエンドユーザーが気になるところのX58チップセットに対応する32nmプロセスの製品は、次のボーナス時期までには発売したいと発売時期を示唆した。なお、現行のX58チップセットマザーへの対応はマザーボードベンダー次第とし、インテル製に関してはBIOSで対応させる予定とした。
 とりあえず、来年は年明け早々から新CPUが登場するのは確定と言えるだろう。

2010年は、ついにCPUは32nmプロセスへ進み、グラフィックを内蔵したモデルが年明け早々にも販売が開始されるとした

ハイエンドユーザーが気になるところのX58チップセットに対応する32nmプロセスの製品は、次のボーナス時期までには発売したいと発売時期を示唆

トークイベントの最後には質問タイムが設定された。気になる人はムービーで確認してみてほしい

インテル天野伸彦氏による「ゆくCPUくるCPU」(ノーカット約60分)

 今回はインテル天野伸彦氏による「ゆくCPUくるCPU」に参加したくても参加できなかった人のためにノーカットでイベントの様子を公開。気になる情報を自身の目でチェックしてみてほしい(※映像は静止画となっています)。

(次ページへ続く)

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