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今年もやるぜっ! 2009年CPUクーラー最強王者決定戦 第2回

CPUクーラー2009年発売モデル最強王座はどれだ?【第2回】

2009年12月26日 12時00分更新

文● 宇野 貴教

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トップフローでも120mm角さくらファンを
サーマルティク「桜扇 ISGC400」

●対応ソケット:775/1156/1366、AM2/AM2+/AM3
●寸法/重量:126(W)×149(D)×101(H)mm/615g
●ファン回転数:800~1300rpm
●風量:最大58.3CFM
●ノイズ:16dB
●実売価格:5980円前後
●製品情報URL:http://www.thermaltake.co.jp/product_info.aspx?PARENT_CID=C_00001352&id=C_00001353&cid=C_00000010&name=%e6%a1%9c%e6%89%87+ISGC400&ov=n&ovid=
●ASCII.jp記事URL:http://ascii.jp/elem/000/000/414/414908/

 ISGC300のフィンを小型化しトップフローにした製品で、120mm角1300rpmのさくらファン搭載やバックプレート経由での装着など、形状以外の部分はほぼ同じ仕様だ。高さがファン込みで110mmと低めなので、中型ケースでミドルレンジクラスのCPUを、周辺コンポーネント込みで静かに冷却したい人にぴったりである。冷却性能は、トップフローとしては平均的なスコアと言える。

アイドル時
  CPU温度 チップセット温度 メモリ温度 VRM温度 ファンノイズ ファン回転数
  32℃ 36.8℃ 27.6℃ 34.2℃ 41dB 700rpm
純正より +2℃ +4.5℃ -1.9℃ +1.5℃ -3dB -1500rpm
高負荷時
  CPU温度 チップセット温度 メモリ温度 VRM温度 ファンノイズ ファン回転数
  53℃ 38.8℃ 30.8℃ 38.5℃ 44dB 1300rpm
純正より -6℃ -3.8℃ -8.4℃ -10.4℃ -8dB -2100rpm

ロープロファイル向け薄型モデル
サーマルティク「MeOrb」

●対応ソケット:775/、754/939/AM2/AM2+
●寸法/重量:106.8(W)×94.6(D)×47(H)mm/258g
●ファン回転数:800~1700rpm
●風量:最大38.9CFM
●ノイズ:16dB
●実売価格:3980円前後
●製品情報URL:http://www.thermaltake.co.jp/product_info.aspx?PARENT_CID=C_00001332&id=C_00001333&cid=C_00000010&name=MeOrb&ov=n&ovid=
●ASCII.jp記事URL:http://ascii.jp/elem/000/000/407/407560/

 高さ47mmのロープロファイル向けCPUクーラー。搭載ファンは90mm、ヒートパイプは2本と冷却性能はあまり高くない。固定はバックプレートを用いるが、最後がナットをマイナスドライバーで回して固定する方式で、かなり取り付けにくい部類である。ベンチはリテールクーラーよりも温度が高いという、高TDPのCPUでは明らかに力不足の結果。ロープロマシン専用と割り切る製品だろう。

アイドル時
  CPU温度 チップセット温度 メモリ温度 VRM温度 ファンノイズ ファン回転数
  35℃ 35.3℃ 25.5℃ 34.7℃ 41dB 900rpm
純正より +5℃ +3℃ -4℃ +2℃ -3dB -1300rpm
高負荷時
  CPU温度 チップセット温度 メモリ温度 VRM温度 ファンノイズ ファン回転数
  66℃ 36.4℃ 32.8℃ 38.6℃ 45dB 1700rpm
純正より +7℃ -6.1℃ -6.4℃ -10.3℃ -7dB -1700rpm

(次ページへ続く)

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