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物理サーバーをまたいで仮想環境でもバックアップOK

ネットアップ、「SnapManager」がHyper-Vにも対応

2009年12月17日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ネットアップは、マイクロソフトのHyper-Vに対応した仮想化システム環境のデータ管理自動化ソフト「SnapManager for Hyper-V」の提供を開始した。価格は20万4000円から。

SnapManager for Hyper-V

SnapManager for Hyper-V

 SnapManager for Hyper-Vは、Hyper-V上で動作するOS、アプリケーション、データの高速自動バックアップ/リカバリを可能にするもの。同ソフトをインストールしたサーバー上でデータ管理を実行し、Hyper-Vのスナップショット機能と連携する。

 仮想化によるサーバー集約は、従来物理サーバーで個々に行なってきたバックアップも集約することになってしまい、そのための時間や労力が増えてしまうという新たな課題があった。SnapMnager for Hyper-Vは、複数の物理サーバーをまたいで構築された仮想環境であっても、ネットアップのストレージに一括してデータを格納し、一元管理できる。

 さらに、サーバーや仮想マシンごとにポリシー設定を変えられるほか、クラスタリング構成のシステムの場合は、予備のセカンダリシステムのバックアップにも対応している。

 ネットアップでは、同様の製品としてVMware ESX向けの「SnapManager for Virtual Infrastructure」も販売している。

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