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サイクルモード インターナショナル2009 イベントリポート その1

自転車好きはもちろん、カツマーからキッズまで!

2009年12月18日 18時00分更新

文● じてんしゃ操太郎

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“MTBの神様”が日本で大好きなものとは?

 幕張メッセの本会場西隣の幕張海浜公園では、特設コースでMTBを楽しめる「MTBアウトドアフィールド」が開催。TREKやゲイリー・フィッシャー、SCOTT、KHSの最新MTBの試乗ができた。

12日の午前中は、本会場より人も少なめで、それほど待たずに試乗できた

 12日の午前中には、MTBを考案したひとりで“MTBの神様”と言われるゲイリー・フィッシャー氏が来場。安田大サーカスの団長、安田氏とともにトークショーを行なった。

 現役時代はダウンヒルレースの選手として優秀な成績を収めてきたフィッシャー氏。レースに挑む前は、何度も何度もコースに出て、どこにどんな石があるかなど、コースの詳細な特徴を捉えて臨んでいたそうだ。

「大会で優勝する前の半年間みっちりトレーニングした」と、当時を振り返るフィッシャー氏に対し「たった半年で優勝ですか!」と驚く団長安田氏。フィッシャー氏は「もともと実力があるからね」と貫禄の発言も

 日本には、1980年代から100回以上は来ているというフィッシャー氏。団長に「日本の好きなコースは?」と尋ねられると、「走るのもいいが、日本はFoodがいい」と、日本料理がお気に入りで、焼き鳥や刺身はもちろん、納豆も好きであることを話した。

「ロードもいいが、MTBはジェットコースターのような楽しみ方ができるのがいい」とフィッシャー氏

 最近では、29インチの車輪を装備したMTBの新ジャンル『29er(ツーナイナー)』を考案するなど、常に新しい提案をしているフィッシャー氏。そのアイデアは、日常的な走りや、世界中の人々と交流していく中で生まれるという。

団長安田氏の「友達になってくれますか?」のお願いに快諾したフィッシャー氏。すかさず団長が「僕の友達のゲイリーです」と自慢するシーンも

 フィッシャー氏は最後に、日本のファンに向けてのメッセージとして、「走って、笑って、走って、楽しんで、また走ろう!」とのメッセージを残した。

ちなみに筆者はトークショーが始まる前にゲイリー・フィッシャーの29erフルサス「HiFiPlus」(写真手前)と29erハードテイル「SUPERFLY」を試乗した。 SUPERFLYは、29erながらとっても軽快なバイクだった

(次ページへ続く)

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