後任の経理部長は彼か彼女か!?
後任計画を実際にデモ
PeopleSoft Enterprise 9.1 HCMの注目点として、後任計画がデモンストレーションされた。
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PeopleSoft Enterprise 9.1 HCMを俯瞰して見れば、現場のマネージャーが人事面で重要な役割を果たしていることが見て取れる。これは、現在のビジネス速度や、日本の終身雇用形態の終焉にはマッチするものの、初めて導入する場合は戸惑いやアレルギーもあるはずだ。だからPeopleSoft Enterprise 9.1 HCM導入にはコンサルティングなどとセットになるわけだが、同時に注目したいのが、前バージョンとの接続である。
PoepleSoft Enterprise 9.1 HCMのタレントマネジメント機能は、PeopleSoft HCM 9.0の人事管理や勤務管理/給与管理と連携できる。だから、既存のシステムを残したまま、まずは追加で入れてみるといった、柔軟な運用が可能となっている。
連携面ではほかに、人員配置のための「Oracle Workforce Scheduling」(アルバイトのシフト計画などを作成できる)と双方向でデータをやりとりできるなど、オラクル製品/オラクル外の製品(Excelなどのデスクトップアプリケーションも範疇だ)を含め約300のアプリケーション/サービスと、SOAやOracle Fusion Middlewareを使った連携が可能だ。
PeopleSoft Enterprise 9.1は、2010年1月以降、今回紹介したHCMを皮切りに、順次日本語版が投入される。