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宣言や啓発から実効性アピールへ進んだ エコプロダクツ2009

2009年12月12日 13時53分更新

文● 行正和義

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ベネッセのリサイクルのしくみ教室

小中学生の社会見学プログラムとしての役割を高めており、子どもたちに向けた展示が多かった。ベネッセでは特別教育プログラムとしてリサイクルのしくみ教室を実施

 日本最大級の環境総合展「エコプロダクツ2009」が、12日まで東京ビッグサイトで開催中だ。エコロジー関連のメーカーだけでなく、各種団体や行政・自治体や研究機関などが一堂に会するまさに総合展だ。

 今年で11回目を迎えるこのイベント。最近は小中学校の社会見学コースとなっており、キッズ向けの説明コーナーや体験学習コーナー、スタンプラリーを設けるなど、来場者にエコ意識を高める工夫が特に目についた。


ソニーブース

ブドウ糖燃料電池の実演コーナー

ソニーが開発した「ブドウ糖燃料電池」を使って、参加者が実際に発電機を作る実演コーナー

「BRAVIA」の人感センサー

もちろん教育プログラムだけでなく、さまざまな実機も。今年発売された大画面テレビ「BRAVIA」の、人感センサーによるサスペンド機能による省電力低下を大きくアピール。商品梱包の見直しも含めての工夫を展示していた

東芝ブース

東芝の「E-CORE」

もちろん最近とみに話題のLED電球も各社が展示。東芝の「E-CORE」は業界でも先陣を切った製品だが、2007年に発売された左のモデルと比べて、今年の最新モデルがいかに明るくなったか分かる

三洋電機ブース

電動アシスト自転車“エネループバイク”のデモ

サンヨーは“すべての乾電池を充電式に”をスローガンに、エネループを中心に展示。電動アシスト自転車“エネループバイク”のデモンストレーションではプロライダーによる実演もあった

 実際、工場での生産や製品輸送、販売に至るまで、企業の活動は環境負荷が大きいのは事実で、だからこそ大企業がこぞって環境への配慮を実施していることをアピールしてきた。

バンダイブース

“ガンプラ”に再生プラスチックを多用

バンダイでは“ガンプラ”に再生プラスチックを多用している点をアピール

UCCブース

UCCのコーヒー農園

UCCでは、世界中のさまざまなコーヒー農園を運用して緑地の拡大事例を紹介

 とはいえ今回のイベントで各企業ブースを見ると、従来のような「わが社は環境に配慮した活動をやっています」というお題目の繰り返しはなりを潜めている。代わって、低消費電力なり、低CO2排出なりの具体的な成果に示すようになった。社会的にもそうした責任が企業に求められており、実効性のある(顧客にとってもメリットの大きい)製品やサービスが動き始めたという印象だ。

 (次ページ、「LAN経由で省電力や電源管理可能なACタップ」に続く)

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