プレイヤーは鉄道会社を経営して街を発展させるという街づくりをリアルに体験できる鉄道会社経営シミュレーションの人気シリーズ最新作「A列車で行こう9」(以下:A9)の発表会が、日本最大級のスクリーンを持つユナイテッドシネマ豊洲にて開催された。
この日行なわれた発表会には、発売元のサイバーフロント代表取締役社長藤原三二氏と、開発のアートディンク代表取締役社長永浜達郎氏の2人が登壇。巨大なスクリーンに実際にPC上で動いている開発版の映像を投影しながら「A9」の魅力やゲーム性などについて説明を行なった。
まず藤原氏が発売に向けての挨拶を行ない、続いて永浜氏が「現行のゲーム機は、最新のパソコンと比べてメモリのアクセススピードやCPUの演算能力、映像の描写力などで100倍以上の差があることなどを挙げて、「コンシューマー用ではなくPC用として発売を決定した」と語った。また、永浜氏は「以前はPCでゲームをするものでしたが、最近はPCゲームに元気がない」と昨今のPCゲーム市場の様子に触れた。
続いて、実際に開発中のゲームを使って基本となる線路を引く作業や建物の建設する様子、登場する鉄道の種類、新要素などといったデモンストレーションが披露された。
現段階で予定されている必要スペックは、CPUがCore 2 Duo、メモリはWindowsXPの場合1GB以上、Vistaと7は2GB以上。HDDの容量は1.2GB以上あればOK。そして、必要なグラフィックボードは、GeForce6シリーズ以降かRadeonX1000シリーズ以降とロープライスなVGAでも遊べるようになっている。
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