次世代の高速規格USB3.0に準拠した初の外付けBlu-rayドライブ「BR-X1216U3」がバッファローから発売となった。同社からはすでに、USB3.0に準拠した外付けHDD「HD-HU3」シリーズが発売済みだ。
発売されたのは、Blu-ray最大書込みが12倍速に対応する初のUSB3.0対応の外付けBlu-rayドライブ。同社推奨(パナソニック製)の6倍速メディア(1層/2層)へ最大12倍速書き込みが可能となる。バッファロー製の外付けBlu-rayドライブとしては、USB2.0+eSATA仕様となる最大10倍速書き込みに対応した「BR-H1016SU2」などがあるが、USB2.0時の書き込み速度は帯域の限界から最大8倍速に抑えられていた(eSATA時に最大10倍速で書込み可能)。今回の製品ではそうした制限はなく、USB3.0時で最大12倍速書き込みが可能となる。ちなみにUSB2.0で使用した場合、最大7倍速(BD-R1層)での書込みとなる。
スペックを確認すると、BD-R12倍速、BD-R DLが12倍速、BD-REとBD-RE DLがともに2倍速。DVD±Rが16倍速、DVD±R DLが8倍速、DVD-RWが6倍速、DVD+RWが8倍速、DVD-RAMが5倍速など。
付属のユーティリティーCDには「CyberLink PowerDirector8HE」「CyberLink PowerProducer5」「CyberLink PowerDVD9 BD edition」「CyberLink Power2Go6」「CyberLink PowerBackup2」「CyberLink InstantBurn5」といった各種ソフトが収納され、SD解像度の映像をHD解像度で保存できる「アップスケーリング保存」機能、ハイビジョンで再生できる「アップスケーリング再生」機能などが使用できる。その他、本体は縦置き・横置き・両対応。PCに連動してドライブ電源を自動ON/OFFするほか、コンセントがすっきり使える、ACアダプターの無い電源内蔵タイプとなる。価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで3万5580円となっている。