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自動開閉冷却システム搭載のウルトラハイエンドタワー

Aurora ALXでCore i7+5870×2の圧倒的速さを堪能 (2/4)

2009年12月11日 12時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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LEDライトは7色に光る!
Alienwareコマンドセンター

Alienwareコマンドセンター

「Alienwareコマンドセンター」。画面は温度・システムモニターの「Thermal Contorols」

 デルのパソコンは、国内大手メーカー品と比べると、付属ソフトウェアがシンプルな点がパワーユーザーにとっては利点だ。Aurora ALXもその例に漏れないが、Active VentingやLEDライトを設定する、「Alienwareコマンドセンター」という専用ユーティリティーを備えている。

 Alienwareコマンドセンターは、放熱に関する設定や情報確認「Thermal Contorols」のほか、電源管理設定「AlienFusion」、LEDライト設定「AlienFX」の3種類の機能を持つ。デザインは宇宙船のコックピットかコンソールといった雰囲気で、Alienwareならではのこだわりが感じられる。

 Thermal Contorolsでは、各種温度センサーやファンの回転数、HDD回転数などを確認できるほか、Active Ventingの開閉状態も設定できる。ステータスをデスクトップガジェットで表示する機能もある。

Active Ventingの設定画面

Active Ventingの設定画面

 Active Ventingは、初期状態では負荷に応じた自動開閉に設定されている。開閉の基準となる負荷(システムファン)のしきい値を変えたり、任意の位置で常時固定させるといった設定が可能だ。とはいえ、開けっ放しではホコリも入りやすくなるので、初期設定のままで十分だろう。

 AlienFusionはWindows 7の電源管理設定を、異なるユーザーインターフェースで行なう機能だ。OS標準と比べて異なる設定項目も特にないが、初期状態での設定プロファイルが「高パフォーマンス」になっているあたりは、さすがウルトラハイエンドマシンといったところか。

AlienFusionの設定画面

AlienFusionの設定画面

 AlienFXでは、本体各部のLEDライトのほか、付属キーボードやマウスのLEDライトの色や発光パターンを設定できる。特に本体各部のLEDは、8ヵ所のLEDライトごとに色や発光パターンを変更できるという凝ったものとなっている。色は未発光を含めて20色から選べ、発光パターンは常時点灯、2色の間で変化、パルス状に点滅の3種類が用意されている。

AlienFXでの色・発光パターン設定

AlienFXでの色・発光パターン設定

 さらに詳細設定を選べば、スリープ状態では色を変えるとか、新着メールを受信するとどこかが点滅するといった具合に、シチュエーションに合わせたより細かい設定も可能となっている。

キーボードの色もこのとおり。左は青、右は赤に点灯させた状態。部屋の照明を消して没入する際は、控えめな色で光らせると、闇の中でも見やすく便利

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