LEDライトは7色に光る!
Alienwareコマンドセンター
デルのパソコンは、国内大手メーカー品と比べると、付属ソフトウェアがシンプルな点がパワーユーザーにとっては利点だ。Aurora ALXもその例に漏れないが、Active VentingやLEDライトを設定する、「Alienwareコマンドセンター」という専用ユーティリティーを備えている。
Alienwareコマンドセンターは、放熱に関する設定や情報確認「Thermal Contorols」のほか、電源管理設定「AlienFusion」、LEDライト設定「AlienFX」の3種類の機能を持つ。デザインは宇宙船のコックピットかコンソールといった雰囲気で、Alienwareならではのこだわりが感じられる。
Thermal Contorolsでは、各種温度センサーやファンの回転数、HDD回転数などを確認できるほか、Active Ventingの開閉状態も設定できる。ステータスをデスクトップガジェットで表示する機能もある。
Active Ventingは、初期状態では負荷に応じた自動開閉に設定されている。開閉の基準となる負荷(システムファン)のしきい値を変えたり、任意の位置で常時固定させるといった設定が可能だ。とはいえ、開けっ放しではホコリも入りやすくなるので、初期設定のままで十分だろう。
AlienFusionはWindows 7の電源管理設定を、異なるユーザーインターフェースで行なう機能だ。OS標準と比べて異なる設定項目も特にないが、初期状態での設定プロファイルが「高パフォーマンス」になっているあたりは、さすがウルトラハイエンドマシンといったところか。
AlienFXでは、本体各部のLEDライトのほか、付属キーボードやマウスのLEDライトの色や発光パターンを設定できる。特に本体各部のLEDは、8ヵ所のLEDライトごとに色や発光パターンを変更できるという凝ったものとなっている。色は未発光を含めて20色から選べ、発光パターンは常時点灯、2色の間で変化、パルス状に点滅の3種類が用意されている。
さらに詳細設定を選べば、スリープ状態では色を変えるとか、新着メールを受信するとどこかが点滅するといった具合に、シチュエーションに合わせたより細かい設定も可能となっている。