広場の全体が痛車で埋まった午前9時、主催者代表の挨拶からイベントスタート! 今回のイベントでは、西は佐賀、東は埼玉と、全国各地から160台を超える痛車が集結。参加者たちは会場に集まった痛車のあいだを巡ったり、折りたたみテーブルを出してコーヒーブレイクしたりと、思い思いのスタイルでイベントを楽しんでいた。
午前10時からは、コスプレでの参加者も徐々に会場に集まりだし、イベントがいっそう華やかに。コスプレ部門では、今回300人を越える参加希望が寄せられ、主催者側も嬉しい悲鳴を上げていたようだ。自分のコスプレと同じキャラの痛車の前で写真を撮ったり、コスプレ衣装のまま痛バイクにまたがったりと、そこに「痛車」と「コスプレ」の垣根はまったく無い。
今回のイベントで集められた参加料の一部は、「西の聖地」である大阪・日本橋で開催される「日本橋ストリートフェスタ」に寄付されるという。今後の痛車イベントでは、こういったイベント同士の横のつながりや、町おこしといったテーマを持つことも成功へのポイントとなっていくかもしれない。次回は来春以降に開催予定という、この「コスプレ痛車フェスティバルin南港ATC」。次は皆さんの目で、実際にこのイベントの空気を楽しんでもらいたい。
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