玄人志向の玄箱シリーズから、新モデル「玄柴(クロシバ)」(型番:KURO-SHEEVA)が発売となった。小型LinuxBox開発キットで、出荷本数は台数限定の50台。キワモノシリーズの製品となる。
サイズが96.5(W)×110(D)×48.5(H)mmの本体はやや大きめのACアダプタのような形状。玄人志向のウェブサイトによればMarvell Sheeva CPUコア搭載 Kirkwood SoCプロセッサ 88F6281 (1.2GHz)を内蔵し、メインメモリにDDR2 512MBおよびNANDフラッシュメモリ512MBを搭載。
外部インターフェイスにLAN(RJ45/1000BASE-T)×1、USB2.0/1.1(TYPE A)×1、USB1.1(TYPE miniB)×1(コンソール用)、SDスロット×1、eSATA×1を装備し、小型ファイルサーバー等への応用も考慮されているという。
OSはUbuntu 9.0.4で、NANDフラッシュにインストール済みで出荷。DevelopmentCD-ROMをはじめ、USB-miniUSBケーブル、LANケーブル、ACケーブルが付属される。なおこの製品は、コンセントに直挿しするタイプの「SheevaPlug Development Kit」をベースに、eSATAポートを追加した改良モデルとされている。
価格はクレバリーインターネット館で1万6775円、ツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万6800円。冒頭でも触れたように出荷本数は50台限定となっているので早めの完売が予想される。