このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第78回

アレがない! 「ぶっちぎり」なUSBメモリーを入手

2009年12月03日 12時00分更新

文● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「テクノロジー遊び」で世界に負けたくない!

 一昨年、そんなジョークUSBの延長上の商品として、USBケーブルのケーブルをぶっちぎった(HACKED) USBメモリーを思いついたが、意外とその量産製造が面倒で悩まされていた。そんなときにインターネットで同種の商品の試作品を見つけてしまった。国は異なっても同じようなことを考える人は居るものだ。

HACKED!

パッケージはもう少し凝って欲しかったが、本体の製造コストが厳しいのかも……

 今回、筆者が衝動買いしたのはその試作品が正規商品となった「HACKED!」だ。発売元は、以前、当コラムでもご紹介した「100ドル札束の財布」でもお馴染みで、筆者も熱烈なファンでもある米国のFredだ(関連記事)。

 こういうジョークアイテムのスペックを語るのは、それほど意味があるわけではないのだが、一応紹介しておくと、容量が2GBで、本体の長さは実測で125mm、重量は9gとなっている。

 2GBという容量だけで見ると、販売価格の7500円(税別)は極めて割高に感じられるが、目立ち度、注目度、そしておバカ度において、その他大勢から鼻先だけでも先行したい人にとっては安い投資だろう。

HACKED!

完璧な「ぶっちぎり」ではなく、超短いUSBケーブルを作る途中のようなイメージだ

HACKED!

パソコンのUSBポートに挿すと……。おバカさ加減がブーストしていい雰囲気

HACKED!

先端部分を拡大して見ると、やはり構造上、苦労のあとが見える

 今回は寸差で先を越されてしまったが、次回はHACKED!に負けないジョークUSBを日本発で世界に発信できるように、「テクノロジー遊び」を極めたいと思っている。

USBメモリー

もはやUSBメモリーは「エンターテイメント」だ。限りなくゼロ円に向かって行く「テクノロジーコモディティ」の死闘から救うのは、もはやグローバルなジョークしかないようだ


今回の衝動買い

アイテム:HACKED!(2GB)
価格:7875円(ガラクタ貿易にて購入)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

 

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン