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エコポイントがある今こそ! 2009年冬 大画面テレビの買い方 第4回

イマドキのテレビの付加価値機能をチェックする

2009年12月02日 16時00分更新

文● 鳥居一豊、ASCII.jp編集部

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インターネットの動画やニュースを
テレビでチェック

 続いてインターネットへの接続機能だ。PCユーザーが多いであろうASCII.jpの読者であれば、Webブラウザ機能などは不要と感じる人が多いだろうが、独自の映像コンテンツを楽しめるという部分では気になるかもしれない。

各社が対応する主なインターネットサービス(対応モデルに限る)
  アクトビラビデオ YouTube Yahoo! DoTV ひかりTV
東芝REGZA × ×
日立Wooo × ×
パナソニックVIERA × × ×
シャープAQUOS ×
三菱REAL × × × ×
ソニーBRAVIA × × × ×

 まずアクトビラビデオについては、全メーカーが対応している。ただし三菱はBHR300シリーズのみの対応である。さらにアクトビラビデオのダウンロードコンテンツに対応しているのは日立Woooと三菱BHR300シリーズのみ。それ以外は「アクトビラビデオ・フル」のみの対応でストリーミング配信の形で映像を楽しめる。

アクトビラ

アクトビラビデオはコンテンツもかなり充実してきた。NHKオンデマンドもその1つ。PCではWebブラウザの選択など、何かと厄介だが案外テレビからのほうが操作しやすい

 このほかテレビ用の「Yahoo!JAPAN」、NTTコミュニケーションズによる「DoTV」、光回線を用いた動画配信サービス「ひかりTV」などが代表的なところだろう。

テレビ版Yahoo!

テレビの画角、リモコン操作に特化した「テレビ版Yahoo!」。ちょっとニュースをチェックするときに案外便利

 なお、シャープのみ「Yahoo!JAPAN」の「動画チャンネル」の視聴にも対応する。ユニークなところでは、パナソニック「VIERA」シリーズのYouTube視聴機能もある。

YouTube機能

DIGAシリーズとほぼ同様のYouTube閲覧機能が搭載される。おすすめ動画機能を用いて、ザッピング的に色々な映像を見る楽しみ方は案外使える

 インターネットの情報取得などを主体としたサービスとしては、ソニーの「アプリキャスト」がおもしろい。これは、Windowsのガジェットのように、画面に各種のアイコンを表示することで、ニュースや天気予報、オークションなどの情報をリアルタイム表示できるもの。対応するアプリも各社から数多く用意されている。

改めてエコポイントについて再確認
画面が大きいほどお得な仕組み

 大画面テレビを購入するとついてくるエコポイント。改めてその仕組みについて確認しておこう。エコポイントの対象となる家電製品はエアコン、冷蔵庫、地上デジタル放送対応テレビの3点。

エコポイント

このステッカーがエコポイント対象商品の証

 テレビでもらえるポイント数は、対象製品であれば省エネ性能などは特に関係せず、純粋にサイズによって決められる。ちなみにここ1年ほどの国内メーカー製テレビであればほとんどの製品が対象となっている。対象製品かどうかは念のため店頭で確認するといいだろう。エコ目的なのに消費電力が大きい大型のテレビに買い替えるほど高いポイントが付くのはなぜ? という感じがしないでもないが、経済対策、デジタル放送への移行が主目的と考えたほうがよさそうだ。

                                                             
地上デジタル放送対応テレビでのエコポイント
テレビのサイズエコポイント数
46V型以上3万6000
40V型、42V型2万3000
37V型1万7000
26V型、32V型1万2000
26V型未満7000
元のテレビをリサイクルする場合+3000

 また製品購入後に行なう申請作業はインターネットにも対応している……と言いたいところだが、実際にはWebブラウザ上で必要事項を入力すると申請書がプリントアウトできるというだけで、保証書のコピー、領収書などを添付した上で郵送する必要がある(やっぱりエコじゃない)。なおテレビの購入時に古いテレビをリサイクルした場合は3000ポイントがプラスされる。この場合は家電リサイクル券の控えのコピーが必要になるので、こちらも忘れずに取っておこう。

エコポイント

専用サイト(http://eco-points.jp/)から簡単に申請できるかと思いきや、実際には書類を郵送する必要がある

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