今年のAQUOSの目玉は
新世代パネル+白色LEDモデルの「LXシリーズ」
今年も国内市場では強さを見せているシャープ「AQUOSシリーズ」。年末の注目は白色LEDをバックライトに用いた「LXシリーズ」だ。
まずパネルには「UV2A」技術を採用。稼動が開始したばかりの堺の新工場で誕生した次世代パネルで、素性の高さはすでに折り紙付きである。このパネルに白色LEDバックライトを組み合わせることで、コントラスト比は200万:1を実現する。
非常に魅力的なモデルながら、必ずしもハイエンドに位置する製品ではなく、52型で実売45万円前後。量販店などではポイントを引くことで30万円台で購入できるなど、手に届く範囲の製品であるのもうれしい点だ。
LXシリーズ | ||||
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モデル名 | LC-60LX1 | LC-52LX1 | LC-46LX1 | LC-40LX1 |
サイズ | 60V型 | 52V型 | 46V型 | 40V型 |
解像度 | フルHD | |||
テレビコントラスト | 200万:1 | |||
視野角 | 176度 | |||
端子 | HDMI×3、D端子×2(D5対応)、D-sub15ピンなど | |||
消費電力 | 275W | 192W | 172W | 145W |
年間消費電力量 | 211kWh/年 | 168kWh/年 | 143kWh/年 | 118kWh/年 |
店頭実売価格 | 55万円前後 | 45万円前後 | 35万円前後 | 25万円前後 |
BDレコーダー機能内蔵の「DXシリーズ」もリニューアル
BD機能を搭載する「DXシリーズ」もこの秋にラインナップが切り替わっている。HDDこそ搭載しないものの、AVC録画は従来の5倍から7倍にまで延長。さらに同社製レコーダーとのリンク機能を利用していれば、BDメディアの容量が不足した場合は自動的に録画先を切り替えてくれる。
Dシリーズはシンプルなスタンダード機。52型の「LC-52DS6」は30万円前後からの購入も可能であるなど、サイズ重視派にはこちらの選択も有りだろう。
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