11月25日、韓国に本社を置くRSUPPORTは、エンタープライズ向けの統合リモート作業ツール「RemoteView 5」を発表した。
同社は2001年に設立され、「遠隔サポートという新しい概念の製品を投入してきた」(安千洪氏)ベンチャー企業。2002年に国内での営業を開始し、現在はNECやシャープ、東芝などにPCの遠隔サポート用の製品を提供しており、また、公共や金融、教育機関などでも導入実績があるという。
今回発表したRemoteView 5は、遠隔サポートの機能に加え、リモートアクセスや監視、コラボレーションの機能を追加したソフトウェアとなる。
インターネット経由のリモートコントロールではセキュリティの確保のためにVPNの利用がほぼ必須となる。そこで、RemoteView 5では「インスタントVPN」機能を搭載。これにより、VPNゲートウェイとクライアントを別途用意することなく、安全にリモートコントロールが利用できるようになった。
また、インテルのvProテクノロジーが搭載する「RWT(Remote Wakeup Technology)」と「AMT(Active Management Technology)」に対応し、リモートからの電源管理が行なえる。遠隔地のPCをvProで電源管理を行なう場合はVPN環境が必要となるが、RemoteView 5はVPN機能を内蔵するため、そのまま利用できる
価格は1サーバライセンスあたり12万5000円で、10エージェントパックが付属する。エージェントは10ライセンス単位で追加可能だが、価格は販売店への問い合わせとなる。