Q プリンターの耐用年数は何年くらい?
A 一概に言えない
プリンターは家電と一緒で、「壊れたから新しいのを買うか」という感覚の人が多いはず。それではメーカーとしては、だいたい何年くらいで壊れるものと見ているのだろう。年数ではいえなくとも、一眼レフカメラにおけるシャッター耐久枚数のような、プリント耐久枚数のようなものはあるのだろうか?
これについては、両メーカーとも「ユーザーによっていろいろなシチュエーションが考えられるので、一概に何年とは言えない」と回答してくれた。
ただ、買い替えサイクルという観点からは5年という数字がキーワードになりそうだ。エプソンによれば、「平均すると4、5年に1回くらい買い替えサイクルが回っていると見ています。なので、最低でも5年前の機種を使っている方が気持ちよく使ってもらえるようにサポート体勢を整えています」とのこと。
もちろんプリンター自体がきちんと動く限りは、特に買い替える必要がないだろうが、5年も時が経てば性能にも大きな差が付いている。2004年あたりでプリンターを買った人は、本特集で最新機種をチェックしてみてはいかが!?
2004年末に発売されたA4対応インクジェットプリンター
メーカー | 種類 | 機種名 |
---|---|---|
キヤノン | 単体機 | iP8600、iP8100、iP7100、iP6100D、iP4100、iP4100R、iP3100、iP2000、iP1500 |
複合機 | MP900、MP790、MP770 | |
エプソン | 単体機 | PX-G920、PM-G820、PM-G720、PM-D770 |
複合機 | PM-A900、PM-A870、PM-A700、PX-A550 |
Q Windows 7とSnow Leopard、どれくらい前のモデルまで使える?
A だいたい5、6年前のモデルまでは対応している
OSをメジャーバージョンアップすると、プリンタードライバーの更新も必要だ。上の話に関連して、Windows 7/Mac OS X 10.6(Snow Leopard)という最新OSへの対応状況も聞いてみた。
キヤノンは「市場を見て、実際に稼働しているプリンター台数などを考えてみた結果、おおよそ2003年の頃のモデルから対応している」とのこと。
一方のエプソンは、「Windows 7に関しては、5年前くらいのモデルから対応している。Snow Leopardは、基本的にはIntel Mac以降に登場したものはすべて対応していて、ドライバーがOSのインストールディスクに含まれている」と回答してくれた。
キヤノン、エプソンともに、下記リンクのサポートページにて詳細な対応表を公開している。パソコンを最新モデルに買い替える際、古いプリンターが使えなくなる可能性もあるということを覚えておこう。
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