ポイント1
テンプレートをひと工夫してさらに使いやすく!
表示される項目を趣味向けのものから仕事用のものに変更するには、「フィールド名」を変更します。フィールド名とは、入力ボックスにつけられた名前のことで、検索を行なったり、一覧表示するときに表示されます。画面に表示されている文字は「レイアウトモード」に切り替えれば書き直せます。
項目名を定型文書向きに変える
メニューバーから[ファイル]→[管理]→[データベース]を選択して右の画面を開く。項目の名前(フィールド名)を仕事用に書き換えられる。
フィールド名の変更後、レイアウトモードに切り替え、画面上に表示されている文字も修正する。
文書の縮小画像を表示してわかりやすく!
右の画面の右下の欄にファイルをドラッグして定型文書を登録する。Macでは右下の欄を右クリックして、[ファイルを挿入]で登録する。
登録されているファイルをパソコンに保存するには、縮小画面を右クリックして[開く]を選ぶ。するとファイルが開き、保存できるようになる。Macでは[フィールド内容のエクスポート]を選ぶ。
ポイント2
FileMaker Pro 10の新機能でもっと便利に使う!
入力ボックスをクリックすると操作方法などのヘルプがポップアップ表示されるようにできます。また、不慣れなユーザーに使われたくないボタンは消すことも可能です。間違ってファイルを削除したり、新しいファイルを追加するなどの操作ミスを避けられます。
ポップアップで使い方ガイドを表示
レイアウトモードでフィールドをクリックして選択し、メニューバーから[書式]→[ポップアップヘルプ設定]を選択。この画面が開いたら、表示させたい文書を入力する。
ブラウズモードでポップアップヘルプを設定したフィールドにマウスポインターを合わせると、ヘルプが表示されます。
不要なボタンを消す
[Alt]キーを押しながら不要なボタンをツールバーの外へドラッグすると取り除ける。
本記事は「アスキードットPC 2009年12月号」の記事を元に、編集・再構成したものです。
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