13インチMacBook Proといえば、均整なアルミのボディーに、デジタルライフを楽しむための機能をギュっと詰め込んだプロダクト。国内でも人気が高くて、「初めてのMac」として選ぶ人も多いです(Apple Storeで見る)。
本連載「目指せ快適! MacBook Pro長期レビュー」では、本体の見所や併せて使うと便利な周辺機器、覚えておくと便利なソフトの設定方法など、MacBook Proをより楽しく使うための情報を提供していきます(第1回、第2回、第3回)。
かつては垂涎の的だったワイヤレス通信機能も、今やほとんどのMacに標準装備。ノート型機のMacBook Proはなおさらのこと、駅でも空港でも、そしてマックでも(これが言いたかった)、ワイヤレス通信できて当たり前だ。
しかし、「野良AP」さえ見かけないワイヤレス不毛の地へ赴かねばならぬとしたら……。今回はイー・モバイルのUSB型通信端末「D23HW」をゲストに迎えて、MacBook Proを公園に連れ出す計画を考えたい。
小春日和に公園で仕事できたら
公園が好きだ。ブランコと砂場があるだけの近所の公園ではなく、一周するのに半日かかるような、敷物を敷いて寝転んでいても職務質問を受けないような、規模の大きい公園が好きだ。
幸い、横浜の自宅から徒歩30分の位置に48万平米の大池公園(正式には「こども自然公園」)があり、子供とよく出かける。海を眺めたいときには、車を飛ばして湘南・二宮の吾妻山公園へ行くこともあるし、みなとみらいの臨港パークを目指すこともある。
そんな公園好きの私だが、Macを持ち込むことだけは躊躇していた。バッテリーは2時間持たないし、無線LANはまず使用できないからだ。
しかし待てよ? 今のMacBook Proは最大7時間というほどバッテリー駆動時間に自信があるモデルだ。通信回線の問題さえ解決できれば、「Macで公園デビュー」も夢じゃない!
というわけで、イー・モバイルのD23HWをゲストに迎えてみたワケだ。同じイー・モバイルなら下り21MbpsのHSPA+に対応した端末「D31HW」のほうがいいんじゃないの?(D23HWは7.2Mbps)というあたりも含めて、選んだ基準についてお話したい。
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