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GAKU-Mac 第2回

GarageBandで創った、7年ぶりのアルバム

2009年11月28日 12時00分更新

文● GAKU-MC

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 日本のヒップホップムーブメントの立役者の一人でもあるGAKU-MC(ガクエムシー)さんは、実はヘビーなアップルファンだった! この連載エッセー「GAKU-Mac」では、彼のMacと音楽の生活を赤裸々に語ってもらう。

筆者近影



そもそもは「デジパフォ」ユーザーでした

 アルバムが出ました。ソロとしては7年ぶりのアルバム。へー、もうそんなにたったのか!? びっくりしました。よくもまあそれだけ出さないでいられたなあ、と。

 ナニハトモアレほっと一息。とにかく完成したアルバムを皆さんに聞いてもらうべく、只今絶賛プロモーション中。北へ南へアルバムを持って、ラジオ局やテレビ局をはしご。ライブイベントなどにも顔を出し、唄っている日々をすごしてます。

 ということで、本日はそのアルバム制作話を少し。

MPC3000

MPC3000

 一般的なヒップホップのトラックメイカーさんたちの多くは、サンプラーやシーケンスソフトなどで楽曲を製作しています。AKAIの「MPC」シリーズは現在も不動の人気。僕も一時期使ってました。「MPC3000」。ビジュアルはちょいとゴツめのスーパーのレジみたい。日本製ですが、海外でもユーザーは多いです。

 ソフトは好みが出ますが、「Cubase」や「Digital Performer」(通称デジパフォ)、現在はアップルの純正ということになった「Logic」あたりが僕の周りでは人気ですかね。スタジオとのやり取りをよりスムーズにするために、「Pro-Tools LE」な人も。ここにレコードなどからサンプリングした音源を切って貼って、打ち込んで構築していくという手順です。

 僕のアルバム「世界が明日も続くなら」は全14曲中、13曲がバンドサウンド。ギターで弾き語った曲もありますが、基本はセーノで録音したものです。

 オタマジャクシまで記入した楽譜が作れれば話は別ですが、それがなければバンドメンバーに渡すデモテープ(テープじゃねえな、今)が必要。コードとメロディ、リズムパターンがわかるモチーフを作らなければなりません。そこで活躍するのが僕の場合、Macの「GarageBand」と言うわけです。

Digital Performer

Digital Performer

 そもそもは僕も「デジパフォ」ユーザーでした。周りのミュージシャンたちにも使用者が多く、やりとりも便利かなあ、という理由でチョイス。MPCとあわせて楽曲のデモを作るのに使ってました。コマンドもある程度覚え、使い慣れてきたある日、新しいMacを購入。Intel搭載のiMacです。これがね、ちょいと問題アリでしたねえ。

 「デジパフォ」のIntelへの対応が少し遅れたのでした。Macを買い替えたはいいけど、デジパフォが数ヵ月使えない。起動しない。仕事にならない。どうしよう。とりあえず急場をしのがなくては。

 iMacに簡単なDTMソフトが入っているぞ。なるほど「GarageBand」というのですね。ネーミングもいい。あ、使い方分かりやすいですね。マニュアル要らずか。へえ、著作権フリーの音ネタが沢山入っているのね。はー、へえ、ほう。

 こんな具合で使い始めたGarageBandはすぐに僕の生活において最重要ソフトとなりました。

iMac

今でも現役なiMac

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