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物欲AVコモノ道 第31回

PSP goがフォトフレームに!? クレードルを試す

2009年11月16日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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従来機用のクレードルにはあったリモコンが欲しい

スライドを開いてクレードルに載せたところ。それほど不格好ではないかもしれないが

スライドを開いてクレードルに載せたところ。それほど不格好ではないと思われるかもしれないが、個人的には許せない形なのだ

 このようにPSP goの使い勝手を高めてくれるクレードルだが、不便なのはPSP goを閉じて設置すると、操作が必要になるたびに本体をスライドして開けなければならないことだ。

 PS3のコントローラをリモコン代わりに使えばいいではないか、と思われるかもしれないが、実は大きな欠点がある。PSP goに登録したコントローラをその後PS3で利用すると、その時点でPSP goでは使えなくなってしまうのだ。

 改めて使いたい場合は、再度PSP goとコントローラをPS3に接続し、登録し直さなければならない。ゲームをプレイするならともかく、例えば動画を切り替えるなどの目的で使うにはあまりにも面倒であり、大げさな気がする。

 ということで、簡単な操作はPSP go本体のボタンで、とも思うのだが、それには本体をスライドさせて開かないといけない。本体を開いたままクレードルに載せることもできるが、見た目があまり格好よくない。見た目を取るか、それとも使い勝手を重視するかの2択になってしまう。

PSP-2000/3000用クレードル「PSP-S410」(左)には、カード型のリモコン(右)が付属している

 実はPSP-2000/3000用に「PSP-S410」という純正のクレードルが販売されている。こちらにはカード型リモコンが付属しており、これを使ってPSPを操作できるようになっている。

 このPSP-S410と、PSP go用のPSP-N340はどちらも同じ4800円である。それにも関わらず、PSP go用のクレードルにはカード型リモコンは付属していない。このことに納得がいかないのは、筆者だけだろうか。

 PSP go専用で使うために、PS3のコントローラを買ってしまうという解決策も考えられるが、純正のワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 3)は5500円と決して安価ではない。クレードルに4800円を投じ、さらに操作しづらいからと5500円でコントローラを買うのはいかがなものかと、さすがにためらってしまうのである。

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