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買うならどれだ!? Windows 7最新パソコン特集 第1回

Windows 7で個性が見えた? 話題のCULVノート対決

2009年11月12日 12時00分更新

文● 池田圭一

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モバイルユーザーに最適、ネットブックに不満な方へ
Acer Aspire 1410

Acer Aspire 1410

Acer Aspire 1410

 11.6型ワイド/1366×768ドットの光沢液晶ディスプレーを搭載し、ほかの2機種よりもひとまわり小さく、よりモバイル性を持たせたところで勝負に出たのが、エイサーの1410である。なお同社では、CULVプロセッサー採用のノートを「モバイルサブノート」と呼ぶという(編注:インテルがCULVノートをこう呼称しようと呼びかけているため)。中でもAspire Timelineシリーズは、低価格・モバイル性・パフォーマンスにおいてのパーフェクトバランスノートだとしている。

 今回紹介する1410も、Timelineシリーズの1モデルである。Timelineシリーズでは、上位モデルのAS3810(Core 2 Duo SU9400、13.3型ワイド)あるいはAS5810(Core 2 Duo SU9400、15.6型ワイド)が高級感のある独特の外装デザインとなっているのに対し、1410はどちらかというと、同社のネットブック「Aspire one」のような簡素なデザインだ。そのためか、同社のウェブサイトではTimelineの表記がなく、製品名はAspire 1410となっている。

 ちなみに、同社ではネットブックのAspire oneシリーズに、今回の1410と同じサイズの11.6型ワイド液晶ディスプレーを搭載する「Aspire one 751」がある。発売当初こそ6万5000円前後の実売価格で売られていたone 751も、現在では3万5000円前後に値下がりしている。一方の1410の実勢価格は現在6万円前後。2万5000円の差で最新CULVノートが選べるのであれば、誰もが1410を選ぶだろう。

本体前面

本体前面には、スロットや端子はない。小型の本体にステレオスピーカーを内蔵する

本体左側面

本体左側面。アナログRGBとHDMI出力を装備。スペースにあわせて各コネクターを配しているため、分散している

本体右側面

本体右側面。USBやLAN端子を装備。大容量バッテリーがスタンドとなり全体がチルトしているのがわかる

 さて前置きが長くなってしまったが、1410のデザインを見ていこう。カラーバリエーションにはブラック/ブルー/ホワイトの3色を用意する。試用機のブルーは、全体が青というより比較的落ち着いた濃紺色で、天板部分は金属塗装のような光沢仕上げ、パームレスト部分はヘアライン加工された焼付け塗装となっている。ビジネス用途で持ち歩いても、恥ずかしくない外観といえよう。

週刊アスキーよりわずかに小さいが、ほぼA4判サイズ

週刊アスキーよりわずかに小さいが、ほぼA4判サイズ

 Aspire one 751では、不恰好に後部に飛び出ていた6セルバッテリーも、本体底部にふくらみを持たすことですっきりと格納され、卓上で使うときのチルト台の役割りも持つようになった。この大容量バッテリー(設計容量48840mWh)で、約7時間のバッテリー駆動が可能だという。

最初から6セルバッテリー搭載を前提に設計されたため、すっきりと収まる。バッテリーの設計容量は48840mWh、バックライト最低輝度時の消費電力は約8.8W

Acer Aspire 1410 の主な仕様
CPU Celeron SU2300(1.20GHz)
メモリー 2GB
グラフィックス Intel GS45 Expressチップセット内蔵
ディスプレー 11.6型ワイド 1366×768ドット
ストレージ HDD 250GB
無線通信機能 IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1
サイズ 幅285×奥行き204×高さ22.1~30mm
質量 約1.38kg
バッテリー駆動時間 約7時間
OS Windows 7 Home Premium 64bit版
実売価格 6万円前後

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