デザイン、独自ユーティリティ、高速CPU
東芝 dynabook MX MX/43
ネットブックではなく「ネットノート」。CULVノートに対して、ネットブックを超えるユーザー本位の魅力を持たせたのが、東芝の「dynabook MX MX/43」だ。長時間のバッテリー駆動に薄く軽量、高い処理能力と拡張性を前面に推し出している。CPUにCeleron 743を採用し、11.6型ワイド液晶を搭載した一回り小型のMX/33シリーズも用意されているが、今回は、上位モデルのMX/43シリーズを取り上げる。
細部のスペックは以下の表を見ていただくとして、まずは外観から見ていこう。なお、MX/33にはアイアンレッド、リュクスホワイト、プレシャスブラックの3色が用意されているが、今回のMX/43では白色のリュクスホワイト1色のみとなる。
成型時に、金型の中に転写フィルムをはさみこむ「成型同時加飾転写工法」を使い、ただの白色ではなく微妙な縞模様がクリアボディーに刻まれている。底面をのぞいて全体に光沢塗装がなされており、細部までデザイン要素が徹底している。6セルの大容量バッテリーを標準搭載するため、後部がやや高くなっており、横から見たときにキーボード部分が自然にチルトする構造だ。
液晶ディスプレーは13.3型ワイドの1336×768ドット。光沢タイプで、発色性に定評のある「Clear Super View液晶」を採用する。LEDバックライトにより、明るく視認性の高い表示を実現している。液晶パネルのサイズがNECのLaVie Mと等しいため、本体サイズもほぼ同じ。A4判よりもひとまわり大きなA4ファイルサイズというところだろう。
dynabook MX MX/43 の主な仕様 | |
---|---|
CPU | Core 2 Duo SU9400(1.40GHz) |
メモリー | 2GB |
グラフィックス | Intel GS45 Expressチップセット内蔵 |
ディスプレー | 13.3型ワイド 1366×768ドット |
ストレージ | HDD 250GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n |
サイズ | 幅323.0×奥行き223.0×高さ22.2~34.2mm |
質量 | 約1.76kg |
バッテリー駆動時間 | 約10.5時間 |
OS | Windows 7 Home Premium 32bit版 |
価格 | 10万9800円(東芝ダイレクトPC価格) |
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