Windows Mobile 6.5搭載の
快適スマートフォン「SC-01B」
SC-01Bはタッチパネルを採用し、Windows Mobile 6.5 Professionalを搭載したスマートフォンである。Windows Mobile 6.5のデフォルト待受画面は、メニュー項目が上下に回転する“リボルバーメニュー”。指先で快適に操作でき、ダイレクトにウェブ検索を行なえるなど使い勝手はいい。設定画面で従来のTodayも選択できる。
待受画面にはサムスン独自の“ウィジェットプラス”も使える。全3面、左右になぞって切り替える。ウィジェットのほか、任意のアプリも配置可能。1画面のウィジェット数は無制限だが、試作機では動作がややもっさりしていた。
ディスプレイには感圧式タッチパネルを搭載。付属のスタイラスペンのほか、指先でもタッチ操作が可能。Internet Explorerはダブルタップでズームできる。ソフトバンクの「X01SC」と見た目は似ているが、X01SCはタッチパネルに非対応である。
Windows Mobile 6.5の新機能である、日本語対応のアプリストア“Windows Marketplace”で有料、無料のアプリをダウンロードできる。オープンは11月12日の予定。決済方法はクレジットカードのみで、月々の支払いはケータイ料金とは別々となる。
日本語入力には“Advanced Wnn”を採用。予測変換は快適だが、キーが小さく、すばやく入力するには慣れが必要。英語の入力にはT9のスマートフォン向けバージョン“XT9”を採用。英語の予測変換にも対応する。
QWERTY搭載iモード端末の進化形「SH-03B」
QWERTYキーボード搭載のiモード端末といえば、現行モデルの「SH-04A」がおなじみ。SH-04Aでは前面にはなかった発信ボタン、終話ボタンが、SH-03Bでは前面に搭載され、格段に通話しやすくなった。SH-04Aの前面にあったCLRキーは左側面に移動している。
またSH-04Aと比べると、数字キーが独立したほか、ShiftとFnキーが左右に搭載され、入力しやすくなった。キーそのものも、クリック感があり、これまでよりも押しやすくなっている。従来より5g重いが、手に持つと軽くなったように感じられる
従来は絵文字挿入にメニュー操作が必要だったが、SH-03Bでは右上の絵文字ボタンを押すだけで絵文字パネルを呼び出せる。デコメ絵文字のほか、従来のシンプル絵文字も利用可能。コピペなどのショートカットキーも搭載されている。
iPhoneのようにマルチタッチに対応し、ブラウザーでピンチイン/アウトによるズームが可能。また、画面を軽くタップすると、従来はズームバーしか表示されなかったが、新たに操作メニューも表示されるようになり、使いやすさが増した。
横画面はメール作成時にも便利。画面の右半分に受信メールを、左半分にメールの返信を表示し、もらったメールを見ながら返事が書ける。