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Aeroも動く「Parallels Desktop 5 for Mac」発売

2009年11月04日 20時30分更新

文● 広田稔/ASCII.jp編集部

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 ラネクシーは4日、Mac OS X用の仮想化ソフト「Parallels Desktop 5 for Mac」のダウンロード販売を開始した。パッケージ版は12月4日に発売する。価格は以下の通り(体験版はこちら)。

Parallels Desktop 5 for Mac

Parallels Desktop 5 for Mac

Parallels Desktop 5 for Mac 特別優待版

Parallels Desktop 5 for Mac 特別優待版

製品名 価格
パッケージ版 Parallels Desktop 5 for Mac 1万1500円
Parallels Desktop 5 for Mac 特別優待版 7800円
ダウンロード版 Parallels Desktop 5 for Mac 8500円
Parallels Desktop 5 for Mac 特別優待版 6800円
Parallels Desktop 5 for Mac アップグレード版 5900円

※特別優待版は、旧バージョンのユーザー、Intel製CPU搭載のMac本体またはMac OS Xを同時に購入するユーザー、Parallels Desktop上で動作するOSを同時に購入するユーザー、VMware Fusion/VMware workstation/CrossOver Mac/Virtual PCの製品版を持っているユーザーが購入できる。


 Mac OS X上でWindowsやLinuxといったOSを動かすことができる仮想化ソフト。アップルが提供する「Boot Camp」を使ってもIntel製CPUを搭載したMac上でWindowsを動作させられるが、こちらはMacを再起動してWindowsのみ利用する形になる。

 一方、Parallels Desktopや、先日発売されたVMWare Fusionなら、Mac OS X上でWindowsを起動するため、例えば、Windows用のアプリをちょっと試したいというケースなどで便利だ(関連記事)。

 バージョン5では、仮想化エンジンを改善し、処理速度や安定性が向上したとのこと。また、Windows 7/Vistaの「Aero」が利用可能になった。マルチタッチトラックパッドのジェスチャーを新たにサポートしており、例えば、Windows 7の特徴であるマルチタッチ操作をノート型Macのトラックパッドで実行できる。

 このほか、表示モードとして「Crystal Mode」を追加した。Parallelsでは従来より、Windowsのデスクトップを隠してソフトのウィンドウだけを表示する「Coherence Mode」を用意しており、Windows用のソフトをMac用のように見せることができた。Crystal Modeではこれをさらに押し進めて、今まで以上にシームレスに見えるようになったという。

Parallels Desktop 5 for Mac

フリップ3Dを動作させているところ

 対応機種は、Intel製CPUと1GB以上のメモリー(Windows 7/Vistaでは2GBが推奨)を搭載したMac。対応OSは、Mac OS X 10.4.11以上。


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