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痛車で学ぶドライビングテクニック

痛車で交通安全! 京痛安全運転走行会開催!

2009年11月07日 12時00分更新

文● 河村椎祐

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あわや! こんなシーンも!

 どんなドライバーでも、慣れてくるとそこに隙が生まれる。限界まで攻めきってスピンしたり、コースを飛び出してグラベルにつかまったりと、イベントでは「あわや!」という場面も多数生まれた。しかし車も人も無事に済むのは、ここがサーキットだから。その経験が、これから参加者たちのドライビングテクニックの向上に活かされてくるのだ。

一部では有名な「ストパン・ランサー」も、ドリフトを維持できずにそのままスピン! コースを隔てるパイロンをなぎ倒して、ようやくコースの外で停止した。パドックから眺めている我々の間からも、ホッと溜め息が……

メロンブックス・ランサーも豪快に走った!

 今月8日のJAFカップオールジャパンダートラ、そしてその翌週の全日本ラリー選手権最終戦「FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー」への参戦を控えたメロンブックス・ランサー。今回の走行会参加は、両イベントに向けてのセッティング出しという意味合いもあったようだ。ダートラに向けてグラベル仕様となった「メロン号」だったが、だからこそデモランの際には大きなモーションをつけて激しくコースを攻めている。その姿は流石というべきか、いずれの参加マシンよりもアグレッシブ、かつ正確なドライビングだった。

定常円旋回をするメロンランサー

この連続写真、実は1枚目から最後まで2秒も無い。一定のスピードを保ちながら、サイドブレーキを使ってフロントタイヤを軸にスピンターン、コーナー出口を向いたら一気に加速して立ち上がっていく。重量級のランサーらしからぬコマネズミのような動きだ

吉野ヶ里に向けて舗装路の走りも万全!

足回りこそ本番仕様とは違うが、今回のエンジンのセッティングは、ほぼ吉野ヶ里で使用する予定のセッティングだったという。銃声のようなアンチラグの音を響かせながら、猛然と加速していくメロン号の姿には、いやが応にも最終戦への期待感が高まる

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