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オレ達はPNDをとことん楽しみたいんだ! 第5回

PND? パソコン? クラリオン「MiND」ってナニモノだ

2009年11月08日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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地図情報にはGoogleマップを利用

 それでは、MiNDを使って実際に何が出来るのか。まずはPNDの面目といえるナビ機能。今回試させてもらったのは欧州で発売したモデルの試作版で、日本ではふれる機会がなかなかない貴重なものだ。

 地図情報はGoogleマップを活用しているが、それを直接載せているわけではなく、あくまで自社の地図にリンクさせて表示させている。ナビをしながらリアルタイムにGoogleマップを表示するのでは処理が追いつかない。そのため、まだ日本の地図は表示できずにホワイトアウトしている。

地図情報にはGoogleマップを使用。ただし地図そのものは自社の地図データを使っているため、日本の情報はホワイトアウトしている

 「★」マークはGoogleによるそのお店のレビュー。そこからレビュー本文を表示出来る。いわゆる「食べログ」状態と思えばいい。リンクからお店の情報をたどれるし、もちろんURLを直打ちすればFirefoxで閲覧できる。ベースがAtomの800MHzなので多少ぎこちない動きではあるものの、ケータイでのブラウジングに比べればずっと滑らかだ。

★評価でお店の評判を確認出来るのもGoogleならでは。そのままURLから店の詳細情報を見ることも出来る。これで3G環境に対応してくれて、クルマの中でも検索出来たら言うことなしなのだが

 渋滞回避でもインターネットは活躍する。MiNDは「RDS-TMC」(Radio Data System-Traffic Message Channel)というFM文字放送の技術で渋滞情報を受信出来るが、それだけではない。それが「Traffic」という、traffic.com社と連動した機能だ。「家から会社」のように、あらかじめいつも使うルートを登録しておくことで、渋滞情報をオンラインで取得し、ウィジェットとしてレベル表示する。電光掲示板に流れる天気予報をチラリと見る感覚で道の混み具合が分かるのはなかなか便利だ。

「家から仕事場」「家から学校」という感じでルートを登録しておき、その混雑状況をレベルであらわす。画面は「ゼロ」なので渋滞ナシの状況

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