地図情報にはGoogleマップを利用
それでは、MiNDを使って実際に何が出来るのか。まずはPNDの面目といえるナビ機能。今回試させてもらったのは欧州で発売したモデルの試作版で、日本ではふれる機会がなかなかない貴重なものだ。
地図情報はGoogleマップを活用しているが、それを直接載せているわけではなく、あくまで自社の地図にリンクさせて表示させている。ナビをしながらリアルタイムにGoogleマップを表示するのでは処理が追いつかない。そのため、まだ日本の地図は表示できずにホワイトアウトしている。
「★」マークはGoogleによるそのお店のレビュー。そこからレビュー本文を表示出来る。いわゆる「食べログ」状態と思えばいい。リンクからお店の情報をたどれるし、もちろんURLを直打ちすればFirefoxで閲覧できる。ベースがAtomの800MHzなので多少ぎこちない動きではあるものの、ケータイでのブラウジングに比べればずっと滑らかだ。
渋滞回避でもインターネットは活躍する。MiNDは「RDS-TMC」(Radio Data System-Traffic Message Channel)というFM文字放送の技術で渋滞情報を受信出来るが、それだけではない。それが「Traffic」という、traffic.com社と連動した機能だ。「家から会社」のように、あらかじめいつも使うルートを登録しておくことで、渋滞情報をオンラインで取得し、ウィジェットとしてレベル表示する。電光掲示板に流れる天気予報をチラリと見る感覚で道の混み具合が分かるのはなかなか便利だ。
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