結論:あなたに合ったモデルはコレだ!
ハイクラスモデルになるとAV機能にワンセグ視聴は当たり前。動画再生や音楽再生、録画機能はモデルによって可否があるが、これらの性能はユーザーの好みだろう。ただ、ビルトインタイプと比べると性能は劣るので、あくまでも付属する機能と考えるべきだろう。また、各社ともに、SDカードなどのメディアを経由して、オリジナルの機能を使うこともできるので、これらの付加価値もチェックしておきたい。
AV機能をまとめてチェック!
3タイプともにワンセグ受信でTVを見ることができる。受信感度はどのモデルもほぼ同じでケータイと同等のレベルと思っておこう。その他の機能は若干異なり、音楽再生ができるのがAVIC-T20とNV-SB540DTだ。
NV-SB540DTはワンセグの録画機能も付いている。CN-MP180Dは音楽再生がない代わりに、録画した番組をSDカード経由で見ることができる。ただし、内蔵スピーカーは音質や音量なども制限されるため、あくまでも付加価値と考えるのが無難だ。
パイオニア「Air navi AVIC-T20」
通信モジュールを使用することで、内蔵メモリーに収録されているデータ以上の情報を得られるのがAVIC-T20。この機能は、他のモデルにはない強みで、通信接続を行なうことで、リアルタイムのパーキング情報、ガソリン価格、グルメ情報など運転中に知りたい情報を検索出来るのが強み。ただ、通信接続をするには別途料金が掛かるので、このコストをどう考えるかはユーザー次第。ハード面は、本体の重量が重いことや固定するマウントにやや難があるところが気になった。
サンヨー「GORILLA NV-SB540DT」
内蔵メモリーに唯一SSDを使っているのがNV-SB540DT。SSDは耐久性が高く、クルマの振動やホコリなどにも強いのがメリットになる。そして注目したいのがFM多重VICSに対応しているということ。ビーコンに比べれば渋滞予測は劣ってしまうが、VICSを搭載していない他のモデルよりは、渋滞を考慮したルート案内をしてくれる。モニターの解像度や輝度も十分なので、ワンセグも電波が入ればきれいに映る。ただ、取り付ける際にパーキングレバーと連動させないといけないので、設置するときの煩わしさは感じてしまう。
パナソニック「ストラーダポケット CN-MP180D」
比較したモデルの中でもっとも小型な5インチのモニターを採用しているCN-MP180。そのため、ダッシュボードのどこに置いても前方の視界を遮る可能性が少ない。また、吸盤タイプのマウントも吸着力が強く、雲台の自由度も高いので設置性に優れているといえる。性能面でも8GBの内蔵メモリーを採用しているので、詳細な地図も表示することができるし、リルートの反応も素早い。Googleマップなど、パソコン上で目的地の情報を調べてSDメモリー経由で表示できる機能なども使い勝手が良かった。
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