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オレ達はPNDをとことん楽しみたいんだ! 第1回

気軽に使えるエントリーPND、どれが買い?

2009年11月04日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

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PND選びのポイントその5――GPSの精度はどう?

 3万円クラスのPNDだと自車位置の測定はGPSのみで行なっている。なので、ジャイロセンサーなどは搭載していない。そのためモデルによっては、頭上に高速道路が走っているところやトンネルなどで自車位置を見失うことがある。

まずは3台の特徴をチェック!

 NV-U3Cは、内蔵GPSに独自機能のPOSITIONアシストを搭載。GPSが測位されない状況になっても、一定の時間は進行方向やスピードなどから位置を予測出来る。nuvi 205も内蔵のGPSにより測位するが、高精度GPSエンジンを採用するために、トンネル内などの測位しにくい箇所でも、予測制御を行なう。RM-C3520も他の2台と同様、内蔵のGPSによって自車位置を測位している。

目的に合わせたルート案内をしてくれるのはコレだ!

機種名 ルート探索項目
nav-u NV-U3C 4パターン(推奨、有料優先、一般優先、一般距離優先)
GARMIN nuvi 205 1パターン(推奨ルート)
XROAD RM-C3520 3パターン(おすすめ、一般優先、距離優先)

 目的地を設定してルート案内を開始したら、思っていたのと異なるルートを案内していた、ということは少なくない。こんなときに便利なのがルート探索項目が豊富なモデル。先述のようにNV-U3Cは4パターン、RM-C3520は3パターン、nuvi205は1パターンからの探索となっている。数回ルート案内を使ってみた印象では、もっとも的確だったのがNV-U3C。県道や市道などを使い、より早いルートを案内してくれた。

自車位置の把握がしやすいのはコレだ!

 ここで紹介している3機種はどれも内蔵されたGPSセンターだけで自車位置を測定している。そのためトンネルや頭上に障害物がある環境では、GPSに狂いが発生するのではと思ったが、テストで都内を走っている限りは自車位置を見失うことはなかった。以前のモデルに比べればGPSの精度が上がっているのだろう。ちなみに、ナビを起動させてGPSが自車位置を測位するのが早かったのはNV-U3Cとnuvi 205だった。

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