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オレ達はPNDをとことん楽しみたいんだ! 第1回

気軽に使えるエントリーPND、どれが買い?

2009年11月04日 12時00分更新

文● 真鍋裕行

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PND選びのポイントその1――設置性がいいのはどれ?

 クルマにPNDを設置する場合は、専用のクレードルやスタンドを使用するのが一般的。各社とも専用のスタンドセットを用意しているので、それぞれの設置性を比較してみた。注意点として、最近のクルマは特殊なダッシュボードの形状や素材を使っている場合もあるので、購入する前に取り付けできるか確認した方がよいだろう。


ソニー「nav-u NV-U3C」

NV-U3Cは吸着力の強い「ピタッと吸盤」を採用。他のモデルよりも確実に固定できた!

 NV-U3Cの吸盤は抜群の吸着力を持つ「ピタッと吸盤」を採用している。吸盤部にゲルを使い、取り付けるときに空気をしっかり抜いてロックすることで、どんな形状のダッシュボードでも設置することができる。使った印象としては、吸着力をウリにしているだけあり、どこでもすんなりと設置することができ、他のモデルよりも確実に固定できた。また、マウント部分もボール状で簡単に回すことができるから設置性の自由度も高い。


いいよねっと「GARMIN nuvi 205」

nuvi 205の取り付けキットは角度の調整が簡単。吸着力はnav-uと比べてやや劣る

 nuvi 205の取り付けキットは、吸盤タイプのマウントとボールジョイントの雲台が一体化したものになっている。ボール状の特徴は、角度を変更するときに自由度が高いことと、簡単に調整ができること。吸盤の吸着力は、NV-U3Cと比べるとやや劣るように感じた。そのため、ダッシュボードの表面がシボ状になっていると吸盤で取り付けるのは難しい。そのときには別売りのダッシュボードディスク(実売価格2980円)を貼り付け、その上に固定することになる。

RWC「XROAD RM-C3520」

RM-C3520の取り付けキットは若干調整が手間。吸着力もnav-uと比べてやや劣る

 RM-C3520の取り付けキットは、吸盤タイプのマウントと2WAYの雲台が一体化している。2WAYの雲台は、横方向と縦方向の調整を行なうもので、他のモデルのボールジョイントに比べるとやや調整に手間が掛かる印象。取り付けキット自体も大型になっている。吸盤の吸着力はnuvi 205と同様で、シボ状のダッシュボードだと、吸盤を使って設置することは難しい。その場合は、別売りのスタンドカッププレート(実売価格1000円)を使うことで対応する。

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