編集部の「猛者」がMagic Mouseを触った!
トラックボール派が目立つASCII.jp編集部だが、もちろんマウス派も存在する。Windowsをメインに使っている彼らはMagic Mouseをどう評価するか。実際に数分触ってもらって、感想を聞いてみたぞ!
ASCII.jp編集部ケータイ担当・岡本
アップルの作ってきたマウスの中ではデキがいい。レーザートラッキングが優秀なので、ダイレクトに操作しているように感じられる。ただ、気になったのは底面のソール。個人的にはもうちょっと滑りがいい方が好みなので、サードパーティーから別売のソールが出るなら変えて使うだろう(関連リンク)。
ASCII.jp編集部・小林
360度スクロールがお気に入り。上部のマルチタッチを指でなぞって、ウェブページを上下左右にぐりぐりスクロールできるのはかなり快適だ。自分の白い机の上で使ってみても、きちんとカーソルが反応してくれるところもいい。ただし、二本指でのスワイプはなかなか反応してくれなくてもどかしい。
気になったのはで白いボディーで、僕みたいにタバコをすって手にヤニが付いている人が使い続けていると黄ばみそう。外観デザインは好みが分かれるところだが、個人的にはカッコいいかどうかは疑問が残る。
ASCII.jp編集部アキバ担当・北村
いいんじゃないですか斬新で。マウスとは思えない外観デザインで、何かの受信機っぽい印象。気になったのは、マウスが平べったいところ。使う人の持ち方にもよるんだろうけど、中央部分の盛り上がりがあまりないから、長時間使うと手が疲れそう。あと、マルチタッチのうち、スワイプはちょっと使いにくいかも。
TECH.ASCII.jp編集部・吉川
スクロールの動きがいい! タッチで上下するときに指の動きの速さを検知して、スクロール量を調節してくれるので、イメージ通りに画面を下に送れる。
これは昔使っていた、IBMの「スクロールポイント・マウス」に近い感覚だ。スクロールポイント・マウスは、ノートパソコン「ThinkPad」が採用している「トラックポイント」(スティック)がホイールの代わりに付いている製品。例えば、スティックを強く引けば、画面が大幅にスクロールされるといったように、直感的に操作できるのが気に入っていた。
Magic Mouseもスクロールポイント・マウスと同じ感覚で、ホイールよりも指に負担がかからずに意図したスクロール量が得られるのが好みだ。
ちなみにアキバ担当・太田は、「これ何スか、iPhoneの新製品スか」「Macはいまだに2つのクリックボタンがないんスか」と通りすがりにコメントしていたことを付け加えておこう。
普段、Macを使わないWindowsユーザーにもおおむね好評だったMagic Mouse。特に注目を集めていたのはスクロールだった。マウスやキーボードといった入力デバイスは、人によって大きく好みが分かれるものなので、Magic Mouseに興味を持った人はぜひ店頭で自分に合うかどうかを試してみるといいだろう(もちろん、デザインで即買い!というのもアリだ)。
