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「WatchGuard Solution Day」完全レポート

WatchGuard is Back!最新の赤い箱の実力を見よ

2009年10月28日 08時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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UTMと組み合わせたパートナーのソリューションも続々

 セミナーの後半はパートナーなどを含めた幅広いソリューションが紹介された。紹介されたのは、保守サービス「RESCUE Watcher」(ITレスキュー)、マトリクス認証ソリューション「SECUREMATRIX」(シー・エス・イー)、セキュリティ監視やログ集積サービス(日本パナユーズ)、ログ管理サービス「SECURE FORCE」(アイエムエヌ)など。また、ウォッチガードのプリセールス エンジニアである尾澤優樹氏によるiPhone連携やワイヤレス事例の紹介も行なわれた。

ITレスキューテクニカルソリューション部 取締役部長の高橋陽三氏はFirebox Xのリモート保守サービス「RESCUE Watcher」を説明

WSMを用いて、機器稼働、接続状態、障害切り分け、ファームウェア適用、ライセンス状況、設定変更などを行なう

シー・エス・イーのプロダクツマーケティング課 課長 阿久津茂郎氏は、ウォッチガードのWatchGuard SSL 100と連携するワンタイムパスワードソリューション「SECUREMATRIX」を紹介

SECUREMATRIXでは「文字列は覚えにくい、形は覚えやすい」という特徴を利用したマトリクス認証でパスワードの弱点を解消する。実際WatchGuard SSL 100での利用イメージも披露された

大阪の警備会社である日本パナユーズのICTサポート部 杉村淳氏は中小企業向けの監視サービスとログ管理を説明した

「コンテンツサーバやログサーバの投資を押さえたい」「選任の管理者が用意できない」というニーズからサービスを立案したという

ウォッチガードの尾澤優樹氏はこの1年で手がけたiPhoneやワイヤレス関連の事例を紹介。Firebox Xが満たしてきた難題をエンジニア目線で解説した

本社と支社とのVPNのほか、iPhoneからのリモートアクセスを実現。RADIUSサーバとの認証と連携し、本社のExchangeサーバを使えるようにした

アイエムエヌ 代表取締役 射場雅弘氏はログの有効活用を実現する「SECUREFORCE」をデモ画面をふまえつつ紹介

Fireboxのログを暗号化し、インターネット経由でデータセンターに収集。ユーザー側で閲覧・利用状況を把握できるようにASP型で提供する

 どのサービスも中小企業を意識し、廉価なコストを訴求しているのが特徴。また、多彩なソリューションは他社製品とうまく組み合わせられるFireboxの素性の良さが伺えた。最後、アスキー・メディアワークス技術部による週アスPLUSのFirebox X導入についての講演でプログラムは終了した。

参加人数も予定の80名を超過する100名近くに上り、過去最高の大盛況となった

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