このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

グリーンプラム製品をTEDとTISが販売開始

データウェアハウスを高速化するシェアード・ナッシングとは

2009年10月28日 08時00分更新

文● 吉川大郎/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
バッジ氏
今回の契約締結にあたり挨拶をした、グリーンプラムのアジアパシフィック&ジャパン バイスプレジデント&ジェネラルマネージャー キース・バッジ氏

 企業情報システムのTISと、東京エレクトロン デバイス(以下TED)は、米グリーンプラムのデータウェアハウス用エンジン「Greenplum Database」の販売代理店契約締結を発表した。

 TEDはもともとGreenplum Databaseの国内総販売代理店であり、今後はTISともどもGreenplum Databaseの国内市場開拓に取り組むとともに、同社新宿オフィスに「グリーンプラム検証センター」を年内開設予定だ。

グリーンプラム検証センター
新宿に設置されるグリーンプラム検証センター

投資がかさむDWH
汎用品を使ってコストを抑える

上善良直氏
東京エレクトロン デバイス CN事業統括本部 プロダクト推進部 部長 上善良直氏

 記者会見では、TEDのCN事業統括本部 プロダクト推進部 部長 上善良直氏が、Greenplum Databasについて詳しい説明を行なった。

 上善氏によれば、データウェアハウスのシステムは、データを集約することから大量のデータの扱いが必要になり、しかもそれらは正規化されていないものになる。また、人員的にもDBの専門家によるチューニングが必須だ。また、DWHへの投資というものは、DBを含むインフラに偏る傾向にあるという。たとえば某流通業のDWHインフラへの投資額は200億円以上、某キャリアは500億以上、数TBの小規模なDWHインフラですら、1億円前後の投資が必要となる。とにかく、DWH投資は高く付いてしまうというわけだ。

 そこで、Greenplum DatabaseではIAアーキテクチャのハードウェアとLinuxやUNIXを使うことで、既存のDWHアプライアンスよりも数倍から数十倍のコストあたり性能を実現したという。

 また、IAアーキテクチャの採用によって、データ量が増えた際など負荷が高まった場合に手軽にノードを追加できるといったメリットも生まれる。

次ページに続く

前へ 1 2 次へ

ピックアップ