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飛ばないロケットが5万!超合金アポロ11号

2009年10月26日 22時31分更新

文● 吉田重戦車

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Image from Amazon.co.jp
大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット

 「超合金」と聞くと、昔はマジンガーZのようなお手頃な価格の子供向けのおもちゃ、というイメージだったが最近は事情が違う。バンダイが「超合金」シリーズの最新作として「大人の超合金」を発表。第1弾は「アポロ11号&サターンV型ロケット」だ。

 「アポロ11号&サターンV型ロケット」は、金属や各種素材をふんだんに用い、スケールは1/144ながら全長76cm。バンダイは「サターンVミニチュアモデル史上、最高の完成度」と謳っている。さらに燃料タンクや噴射ノズルなど内部構造まで再現されており、ロケット打ち上げから帰還までの各パーツを分離していく過程を、「イグニッションシークエンススタート!…3,2,1リフトオフ!」「ヒューストン、こちら静かの基地。イーグルは着陸した」など一連のミッションを追体験しながら楽しむこともできる。初回限定版では、大気圏突入後の司令船の模型まで付属するので、感動の地球帰還シーンまで再現できる。

 確かにリンク先のAmazonを見ると、ロケットマニアが涙を流して喜びそうなディティールや内部構造の再現具合になっている。ある知人は「ガンプラと同じスケールだ!」と喜び早速Amazonで予約、、今からガンダムやダブルゼータと並べて陳列することを心待ちにしている。別の知人は同じ1/144スケールの発射塔やクローラーと呼ばれる運搬機材のキットをアメリカから取り寄せ、年末年始で組み立てて「アポロ11号&サターンV型ロケット」発売までにケネディ宇宙センター(の一部)を自室に再現すると鼻息も荒い。

  しかし問題は価格だ。「アポロ11号&サターンV型ロケット」は定価5万2290円、Amazonの予約価格でも3万9400円と結構イイお値段。最近は価格破壊が進み、4万円も出せばネットブックが買えるご時世だ。今回の「大人の超合金」、価格もかなり「大人」すぎるような気がする。

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