映像、画像を楽しむための機能が満載
ソニー・エリクソン「BRAVIA Phone U1」
ソニー・エリクソン「BRAVIA Phone U1」
ソニー・エリクソン「BRAVIA Phone U1」はその名のとおり、AV機能を中心としたモデル。「モバイルブラビアエンジン」でコントラストの向上、輪郭を強調し、「モーションフローLite」でワンセグの映像を滑らかにする。しかも防水(IPX5/IPX7相当)に対応するので、「お風呂ワンセグ」にも最適である。
デジタル家電との連携機能も用意されている。ひとつはソニーのBDレコーダーから映像をケータイに転送するSH003と同様の機能。もうひとつが撮影した写真をネットを使ってテレビのBRAVIAに送る「ブラビア ポストカード」だ。デジタルフォトフレームと同じような使い方をテレビを使ってできるのだ。
Bluetooth機能ではケータイ側でワイヤレスヘッドセットの音量調整が可能になっているのもポイントだ。3.0インチフルワイドVGAの液晶ディスプレイ、microSDHC(最大16GB)に対応。
サイズは111×50×16.7mmと回転2軸の防水ケータイとしては世界最薄。サブディスプレイは1.1型の有機EL。背面のカメラは有効画素数514万画素。1200万画素のケータイの後では小さく感じるが、顔検出/笑顔検出機能を持ち、決してロースペックとは言えない
「モーションフローLite」はワンセグの画面設定で有効にできる。ただし視聴する際はワンセグを横画面にして視聴する。また録画した映像の再生では利用できない。ビューアー/スライドショーのメニューにはビデオ/フォトそれぞれのビューアーと音楽付スライドショーが用意されている
ソニー製BDレコーダーからケータイに映像を送る「おでかけ転送」では、その際に用いるUSBケーブル、microSDカード、卓上ホルダーが同梱されているので、ソニーのレコーダー所有者であればすぐに機能を使える
「ブラビア ポストカード」はネットにつないでいるテレビのBRAVIAさえあれば、遠くに離れた人にも画像とメッセージを送ることができる。手順はケータイから専用のサイトへ行き5枚までの写真を使ってスライドデータを作成。これをあらかじめ登録しておいたBRAVIAに送信する。この際、画像と一緒にメッセージも送ることができる
テレビ側では通常の画面に「アプリキャスト」の表示が現れ、あとはテレビのリモコンを使って簡単に再生できる。画面一杯に画像とメッセージが表示される。このポストカードのデータは2週間サーバーに保存され、その間はストリーミング方式で再生する仕組みだ