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Windows 7で快適になったか? 最新ネットブック特集 第1回

どれがお買い得? Windows 7搭載ネットブック大集合

2009年10月18日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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東芝 dynabook UXシリーズ
dynabookの名前を冠したネットブックも7搭載

dynabook UX

dynabook UX(サテンブラウン)

 東芝のWindows 7搭載ネットブック「dynabook UX」シリーズは、「dynabook」の名を冠して話題となった夏モデルと、基本スペックは同一となる。外観も従来モデルから変更はない。

 CPUにAtom N280(1.66GHz)、チップセットにIntel 945GSE Expressを採用し、1024×600ドットの10.1型ワイド液晶ディスプレーを搭載。メモリーは1GB(最大2GB)で、HDDは250GB。OSはWindows 7 Starterというオーソドックスな構成だ。これらのスペックを基本とし、4モデルのバリエーションが展開される。

 「UX/23K」はもっともベーシックなモデルで、「UX/24K」は、Office Personal 2007(2年ライセンス版)をプレインストールする。「UX/27K」はWiMAXモジュールを搭載するモデルだ(関連記事)。標準バッテリーを搭載し、最大で約4時間駆動する。そして「UX/25K」は大容量バッテリーパックを標準搭載し、最大約10時間のバッテリー駆動が可能なモデルとなっている。

 標準バッテリー搭載のUX/23Kなどのサイズは、幅263×奥行き192.3×高さ25.4~30.8mm。重さは約1.18kg。大型バッテリーは後方に出っ張るので、それを搭載するUX/25Kは、その他のモデルよりも奥行き211.5mmと2cmほど長くなる。

 本体色は「スノーホワイト」「サテンブラウン」「コスミックブラック」の3色展開だが、「UX/25K」と「UX/27K」はスノーホワイトのみ発売される。やや丸みを帯びた天板には細かいストライプ模様が刻まれ、光沢色とともにエレガントな雰囲気を醸し出す。

「スノーホワイト」の天板側

「スノーホワイト」の天板側。明るい白色で、サテンブラウンとはかなり印象が変わる

 キーボードは独立型キーで、キーピッチは約19mm、キーストロークは約1.5mm。ややフワッとしている感はあるが、長時間の文字入力でも支障はない。約78mm×41mmのタッチパッドとともに、ネットブックらしからぬ快適な操作感が味わえる。

UXのキーボード

UXのキーボード。キーが離れていて打ちやすいアイソレーションタイプ

 注目したいのは、WiMAX搭載モデルであるUX/27Kだ。本格的なサービス展開はまだ大都市圏のみというWiMAXだが(屋内での受信状況はまだまだ十分ではない)、今後のサービス拡充には期待できる。外出先に持ち出して使うことを前提とするなら、外付け通信モジュールをUSBなどで接続することなく通信できる利点は大きいだろう。

 予想実売価格は、ベーシックなUX/23Kが6万円台半ば、Office搭載のUX/24Kが7万台半ば、大容量バッテリー搭載のUX/25KとWiMAX内蔵のUX/27Kが7万円前後となっている。

dynabook UX UX/23K の主な仕様
CPU Atom N280(1.66GHz)
メモリー 1GB
グラフィックス Intel 945GSE Expressチップセット内蔵
ディスプレー 10.1型ワイド 1024×600ドット
HDD 250GB
無線通信機能 IEEE 802.11b/g
サイズ 幅263×奥行き192.3×高さ25.4~30.8mm
質量 約1.18kg
バッテリー駆動時間 約4.0時間
OS Windows 7 Starter
予想実売価格 6万円台半ば

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