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jQueryでタブパネルを作るチュートリアル (2/3)

2009年10月19日 11時00分更新

文●西畑一馬/to-R

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アニメーションでもっとリッチなタブパネルに

 サンプル01で作成したタブパネルは機能としては十分ですが、タブをクリックするとパネルが急に切り替わるので、ユーザーにとってはちょっと分かりにくいかもしれません。そこで、パネルの切り替え時にアニメーションを付けて、内容が変化していることをユーザーに伝えるように改良しましょう。

 jQueryではいくつかのアニメーション機能が用意されていますが(関連記事)、ここではスライドアニメーションを使います。サンプル01との違いは、パネルの表示/非表示を切り替える命令を、show()/hide()からslideUp("fast")/slideDown("fast")に変更しただけです。簡単ですね。

サンプル02(スクリプト部分)


$(function(){
    $("ul.panel li:not("+$("ul.tab li a.selected").attr("href")+")").hide()
    $("ul.tab li a").click(function(){
        $("ul.tab li a").removeClass("selected")
        $(this).addClass("selected")
        $("ul.panel li").slideUp("fast")
        $($(this).attr("href")).slideDown("fast")
        return false
    })
})


 たったこれだけの工夫で、より分かりやすく、少しリッチなUIになりました。ほかにも、show()をfadeIn()に変更してフェードイン効果を付けたり、animate()を使ってより凝った動きを付けたりもできます。アニメーションエフェクトの解説(関連記事)を参考に試してみてください。

サンプル02(実行結果)

サンプル02の実行画面。パネル部分がスライドしながら切り替わる

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