低消費電力MicroATXマシンのオススメ構成はコレだ!(AMD編)
今度は、AMDプラットフォームでのオススメ構成を紹介しよう。
CPU:AMD「Phenom II X4 905e」 実売価格:1万8000円前後
AMD製CPUの場合、モデルナンバーの末尾に「e」が付く製品が低消費電力版だ。現在、入手しやすいAMD製の低消費電力版CPUとしては、クアッドコアの「Phenom II X4 905e」、トリプルコアの「Phenom II X3 705e」、デュアルコアの「Athlon X2 240e」「同 235e」などがあるが、ここではその中で最上位となるPhenom II X4 905eをチョイスした。クアッドコアでも、実売価格は1万8000円前後であり、コストパフォーマンス的にも魅力だ。
マザーボード:ASUSTeK「M4A785TD-M EVO」 実売価格:1万2000円前後
マザーボードはIntel編と同じく、グラフィックス統合型チップセット搭載マザーボードを選ぶのがよいだろう。Phenom II X4 905eはSocket AM3対応CPUであり、Socket AM3対応マザーボードまたはSocket AM2+対応マザーボードで動作する。
メモリー:Corsair「TW3X4G1333C9A」 DDR3-1333 2GB×2 実売価格:1万円前後
メモリーの選び方については、基本的にIntel編と同じだ。サーバー用途として使うことも視野に入れるのなら、メモリーは信頼性の高いものを選びたい。容量は2GB×2の4GBあればOKだろう。ただし、Socket AM3対応マザーボードは、DDR2メモリーではなくDDR3メモリーを利用することに注意。ここでは、信頼性に定評のあるCorsair製の「TW3X4G1333C9A」を選んだ。
その他必要なもの
HDDと光学ドライブ/OS/ケース/電源ユニットの選び方についても、基本的にIntel編と同じなのでそちらを参照してほしい。Intel編と同じHDDと光学ドライブ、OSを選んだ場合、ケースと電源ユニットを除いたパーツ価格の合計は7万5100円前後であり、Intel編の構成よりも9000円程度安くなる。こちらはケースと電源ユニット込みで、9万円あればお釣りがくるだろう。
(次ページへ続く)
この連載の記事
-
第5回
PCパーツ
画像処理もRAW現像も高速! クリエイター向け最強ビジネスPCを作る! -
第4回
PCパーツ
Windows 7でTV視聴! 「新世代AVパソコン」を作ろう! -
第2回
PCパーツ
5万円以内で格安Windows 7マシンを自作! -
第1回
PCパーツ
最高のゲームPCをWindows 7で作りたい! -
第-1回
PCパーツ
Windows 7が快適に動くPCを自作しよう - この連載の一覧へ