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Windows 7が快適に動くPCを自作しよう 第2回

5万円以内で格安Windows 7マシンを自作!

2009年10月15日 12時00分更新

文● 石井 英男

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ASCII.jpオススメ「超格安PC」の
パフォーマンスは?

 ここでは、Windows 7時代の超格安PCのオススメ構成を、Intel編とAMD編の2パターン紹介した。そこで、Intel編のオススメ構成を例として実際にPCを組み立て、どこまで実用的に使えるのか検証してみたい。

ASCII.jpオススメ「超格安PC」のパーツ構成
CPU Intel「Celeron E3200」 4800円前後
マザーボード ASRock「G41M-GS」 6500円前後
メモリー Corsair「CM2X1024-6400」 PC2-6400 1GB×2 3500円前後
HDD 日立「Deskstar P7K500 HDP725050GLA360」 5000円前後
光学ドライブ LITEON「iHAS324-32」 4000円前後
OS Windows 7 Home Premium DSP版(32bit) 1万5000円前後
合計金額   3万8800円前後

Windows 7はどれくらい快適に動くのか?

 さて、5万円未満で作った超格安PCだが、Windows 7はどれくらい快適に動くのだろうか?
 いくら格安だといっても、パフォーマンスが低すぎてまともに使えないのでは意味がない。まず、Windows 7が快適に動くかどうかを示す指標となる「Windowsエクスペリエンスインデックス」を計測してみた。結果は下の写真の通りで、グラフィックスが4.3、ゲーム用グラフィックスが3.5と、グラフィックス周りが弱いもののプロセッサやメモリ、プライマリハードディスクのスコアは5を超えており、意外と好成績だ。Windows 7のWindowsエクスペリエンスインデックスは最大7.9(Windows Vistaでは最大5.9)だが、5を超えていればパフォーマンスは十分といえる。実際に、Windows 7上でOffice 2007を使って文書を作成したり、IEで複数のサイトを開きながらメールチェックなどを実行してみたが、快適に動作した。通常の使い方をするなら、十分なパフォーマンスといえる。
 なお、グラフィックドライバーは、Windows 7標準ドライバーではなく、インテルのサイトで配布されているWindows 7用ドライバの最新版(バージョン8.15.10.1872)を利用した。

ゲーム用グラフィックスのスコアが3.5と低いが、プロセッサやハードディスクのスコアは比較的高い

HD動画も余裕で再生できる

 次に、動画再生能力を検証してみた。動画配信サイトの「YouTube」の動画は、通常解像度はもちろん、HD動画もコマ落ちすることなく、滑らかに再生された。さらに、1080pのWMV形式の動画ファイルや、AVCHD形式の動画ファイルも問題なく再生できた。動画再生能力も十分だ。

最新ゲームはさすがに無理

 最後にゲームをプレイできるか検証してみた。まず、最新ゲームソフトの「バイオハザード5」「ストリートファイター4」「ラストレムナント」の各ベンチマークを、選べる解像度のうち最も低い解像度で計測してみた。結果は、下図のグラフに示した通りで、最低解像度でもフレームレートが20fpsを下回っており、快適にゲームをプレイできるとは言いがたい。さすがに、最新ゲームソフトは、グラフィックス統合型チップセットには荷が重いようだ。

各ゲームベンチを最低解像度で計測(単位:fps) better→

 そこで古めのゲームソフトならどうかということで、「ファイナルファンタジーXI」のベンチマークテストを実施。ファイナルファンタジーXIは'02年11月に登場したMMORPGであり、DirectX 8.1ベースで動作する。現行のDirectX 10世代からは2世代前になるわけだ。ファイナルファンタジーXIも登場時のPCの水準としては、比較的高いスペックを必要としたのだが、登場から7年近くが経過した現在ではかなり軽いソフトとなっている。
 ファイナルファンタジーXIベンチマークのLOWモードでのスコアは3380だったが、公式サイトの解説によるとLOWモードでのスコアが3000~3999なら「とてつよ」と判断され、ファイナルファンタジーXIをデフォルト状態でとても快適に動作させられるとのことだ。つまりDirectX 8.1世代のゲームソフトなら、今回組み立てた超格安PCでもプレイできる可能性は高いといえる。

FINAL FANTASY XI Official Benchmark(単位:Score) better→

(次ページへ続く)

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