そのほかの新製品ノートパソコン
そのほかにも、Windows 7搭載モデルのノートパソコン新製品として、5シリーズが発表された。まとめて紹介する。発売時期はいずれも10月下旬の予定。
HP Pavilion Notebook PC dv7
ハイエンドのAVノートパソコン「HP Pavilion Notebook PC dv7」は、CPUにノートパソコン用としては現在最速級のクアッドコアCPU、Core i7-820QM(1.73GHz)/同720QM(1.60GHz)を採用し、大きな性能向上を実現した。グラフィックス機能はGeForce GT 230Mを搭載する。ディスプレーは17.3型ワイド/1600×900ドットという、珍しい構成となっている。
ストレージはHDDだけでなく、128GB SSD＋500GB HDDという構成も選択可能となっている。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。直販モデルのみの販売で、価格は13万9650円から。
HP Pavilion Notebook PC dv6
15.6型ワイド/1366×768ドットディスプレーを搭載するスタンダードなノート「HP Pavilion Notebook PC dv6」は、インテルCPU搭載モデルとAMD CPU搭載モデルがラインアップされる。
AMDモデルは、最高でTurionII Ultra M600(2.4GHz)をCPUに選択可能な上位機種「dv6a/CT」と、CPUがSempron M100(2.0GHz)固定の「dv6a」の2機種がラインナップされている。dv6a/CTは、光学ドライブにBlu-rayコンボドライブも選択可能だ。
インテルモデルは、最高でCore 2 Duo T9600(2.80GHz)をCPUに選択可能な「dv6i/CT」1機種がラインアップされる。グラフィックス機能は、Core 2 Duo選択時は独立GPUのMobility Radeon HD 4530が、Celeron T3100選択時はIntel GM45チップセット内蔵機能を使用する。
OSはWindows 7 Home Premium 32bit版を搭載。AMDモデルは直販のみ、インテルモデルは直販と店頭販売モデルの両方がある。価格はAMDモデルが5万6700円から、インテルモデルは13万9650円から。
HP Mini 110「白磁」
ネットブックの「HP Mini 110」は、6日に発表された「HP Mini 110 by studio tord boontje」と同様に、OSにWindows 7 Starterを採用した2機種が発表された。カラーバリエーションはZen-design“uzu”「白磁」と、“canna”「淡紅藤」の2色を用意する。
店頭販売モデルは、10.1型ワイド/1366×768ドットのディスプレーを備え、従来機種より縦横ともに高解像度となっている(パネルサイズは同じ)。直販モデルは同サイズで1024×600ドットと、縦方向が576ドットだった従来機種より、縦解像度が広がり使いやすくなった。
店頭販売モデルの予想実売価格は5万円前後。直販モデルの価格は4万9980円から。
HP TouchSmart tx2 Notebook PC
12.1型のタブレットディスプレー搭載モバイルノート「HP TouchSmart tx2 Notebook PC」は、直販モデルのみとなり、選択可能なCPUが若干変更された。搭載するタッチパネルディスプレーは、Windows 7のマルチタッチに対応している。
メモリーを最大8GBまで搭載可能であり、搭載OSはWindows 7 Home Premiumの64bit版となっている。価格は8万6100円から。
これらのほかに、店頭販売モデル限定の16型ワイドノート「HP G61 Notebook PC」も、Windows 7搭載にモデルチェンジしている。
