撮影モードにさらなる効果を加える「フィルムモード」
撮影モードとは別に「フィルムモード」も備え、こちらはすべての撮影モードに対して効果が影響する。各撮影モードのベースになる色や彩度、シャープネスの設定が行なえる機能で、カラーで「スタンダード」「ダイナミック」「ネイチャー」「スムーズ」「バイブラント」「ノスタルジック」の6つ、モノクロで「スタンダード」「ダイナミック」「スムース」の3つを選べる。
スタンダードをベースに、ダイナミックでは発色が濃いめに、ネイチャーでは緑や青の自然な色の部分が濃くなる。スムーズでは色は浅め、バイブラントでは色が濃い目になり、ノスタルジックではわずかながら全体的な発色が浅くなり、コントラストが低下する。
各モードはそれぞれコントラスト、シャープネス、彩度、ノイズリダクションを個別に調節できるほか、各項目を自分で変更し、保存することで「マイフィルム」として3つまで登録しておくことが可能だ。