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CEATECで見つけたケータイ関連小ネタ

ドコモが妹ケータイをデモンストレーション

2009年10月07日 21時59分更新

文● ASCII.jp編集部

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富士通ブースでは未来型端末のコンセプト展示

 富士通ブースでは「FUJITSU モバイルフォンデザインアワード2009」の受賞作品の展示が行なわれている。

 グランプリの「Gesture」はその名のとおり、ジェスチャーで操作する端末。前面にスライドバーが存在するのが特徴的で、端末を振ったり、スライドバーを上に押し上げることでタッチ型の10キーが表示されるなどの操作が可能。

左が「Gesture」。右はドリーム部門準グランプリの「FOLD-A-PHONE」。紙のように薄いデバイスを折りたたんだり、開いたりして使うコンセプト

UQ WiMAXはJR東日本と共同で
新型N'EX内にデジタルサイネージ端末を設置

 UQ WiMAXブースでは各社のWiMAX機能内蔵ノートPCのほかに、10月に新登場した成田エクスプレス専用車両「E259系」に搭載されたアンテナが展示されていた。

 JR東日本ではWiMAXの回線を用いて、車両内で公衆無線LANサービスを提供するとともに(開始済)、車両内に設置されたデジタルサイネージ端末の情報伝送にも利用する。このデジタルサイネージ端末では海外旅行客向けのニュースや運行情報などを提供する予定。

新しい成田エクスプレス用車両の天井にWiMAXのアンテナが付く。それを無線LANに変換する

 端末の運用開始は来年の2月を予定。2010年夏に投入予定の京葉線の新型車両「E233系」においても、同じくWiMAXを用いた情報案内装置が用意される。

3.9G世代のLTEをドコモ、KDDIが展示

 次世代通信規格として採用予定の「LTE」に関連した展示がドコモ、KDDIの両ブースで行なわれている。ドコモ側ではデータ通信端末のコンセプトモデルの展示、またKDDIではLTEの高速性、遅延の少なさをアピールすべく、HD動画の伝送デモやレースゲームの対戦プレイが実際に体験できるようになっていた。

KDDIのLTEのデモではリアルタイムのHD動画転送を行なっていた。ほとんど時間的な遅延がないことを確認できる。実際の数値は10MHzの帯域を使って、上り6.3Mbpsだった

KDDI、ケータイカメラを用いた
謎の「ぷにぷにインターフェイス」

 ケータイで3D操作を可能にする、単純かつ画期的なデバイスを展示していたのがKDDIである。

 カメラ部に棒状のぶよぶよとしたスティックを取り付けて、360度の方向キーとなる。仕組みは簡単でスティックの最奥部に赤青の二色の模様が描かれており、その模様の座標の変化、押し込んだ時の大きさの変化、回転した場合の角度の変化をカメラによって読み込んでスティックの状態を認識する。

 画像の認識はアプリケーションによって行なわれるので、特殊なカメラ部品などは不要。新しい発想のゲームなどが登場してきそうだ。

KDDIが開発した新しいユーザーインターフェイス。展示では磁石でカメラ部と取り付けられていた。仕組みは説明されると、案外単純で逆に驚かされる

サンプルとして用意されていたアプリは3Dインターフェイスの画像ビューアー。ゲームなどにも応用できそうだ。また、写真では見にくいかもしれないが、スティックの奥に2色の模様が見える

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