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ミキティも駆けつけた! ブルードラゴンの完成披露発表会!

2009年10月07日 21時00分更新

文● 伊藤 真広

鵜之澤氏、坂口氏、鳥嶋氏3人の危ないトークショー

「ドクタースランプ アラレちゃん」のマシリト博士のモデルにもなった、集英社常務取締役の鳥嶋氏

 鵜之澤氏、坂口氏、鳥嶋氏が登壇し、明日発売される作品だけではなく、“ブルードラゴン”プロジェクト全体に関してのトークショーが行なわれた。
 まずは、「Dr.マシリト」のモデルとしても知られる集英社常務取締役の鳥嶋氏から「このプロジェクトの話が持ち上がった時は、ちょうど色々なゲームメーカーが合従連衡で、くっついたり離れたりしていた時期でした。新しい面白いゲームが生まれてくるかと思ったら出てこなくて、業界パワーがない状況だったため、新しいゲームを仕掛けて選択肢を増やしたほうがいいんじゃないかという思いがありました」という歯に衣着せぬ発言によって口火が切られた。

この日の発表会に出席したプレスや関係者たちから苦笑いが上がっていた危険なトークショー

 それに対して鵜之澤氏は「パブリッシャーの社長としては非常に触れにくい話題が直球で・・・」と苦笑いをしていた。

トークショーではタジタジとなっていた、バンダイナムコゲームスの代表取締役の鵜之澤氏

スクウェアで“ファイナルファンタジー”シリーズの生みの親としても有名な坂口博信氏

 続いて、坂口氏から「鳥山氏の絵をハイビジョンで表現するには、ピクサー的な画面のなかで立体感があって、ねんど細工が動いているように心がけて作りました」とCGを制作する上で気を付けた部分の話が出た。
 これに対して鳥嶋氏は「ゲームのCGが導入されて表現の方法が変わったんですが、全部CGで描かれるようになると全部ブラシ処理されてしまって、キャラクターデザインをした人の温かみとか手触り感がなくなってしまっていいのかな? と思っていたところにお話をいただきました」と話したところで、鳥嶋氏から「“ドラゴンクエスト”の仕事と重なっていた時期でもあったので、苦しい時期ではありますが、ブルードラゴンは全体に関わっていたので、イメージを掴みやすく非常に楽しく、仕事ができました」という鳥山氏のメッセージが披露された。
 このほか、鵜之澤氏が冷や汗を流しながら言葉に詰まるような危険なトークが繰り広げられたが、これ以上書くと筆者の身にも危険が及びそうなので割愛させていただき、坂口氏の「DSのソフトで2年間という開発期間をかけることはほとんどなく、同シリーズの最終作としてよいものを作ることができました」と、鳥嶋氏の「進化するゲーム業界、本当に面白くなっているかは疑問が残りますが、ドラクエが口コミで広がったように、このブルードラゴンシリーズも、口コミで広がっていき、長く語り継がれる作品になるよう、祈っています」というメッセージで、トークショーが締められたことをお伝えしておこう。

ミキティが誰もよりも早く「BD」をプレイ!

 トークショーに続いて、スペシャルゲストのミキティこと藤本美貴さんが登場して、坂口氏や馬場氏とともにマルチプレイを体験した。
 登壇したミキティは、完成披露発表会が行なわれた10月7日の1日前にソフトを受け取りゲームをプレイしていたという。この日は、自身がメイクしたキャラクターと同じ赤いワンピースに黄色いベルトとサイドアップポニーテールという姿となっていた。ゲームをプレイしたミキティは「戦うゲームが好きなので、この「BD」みたいなゲームは面白いです」と話していた。

普段は落ちモノゲームなどの単純なゲームをプレイすることが多いというミキティ

坂口氏、馬場氏、ミキティの3人が協力して見事ボスを撃破!

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