高機能なセキュリティルーツが無償で提供
10月6日、フォーティネットジャパンは、「FortiClient Endpoint Protection Suite」の最新版4.1を発表した。FortiClientはアンチウイルスやファイアウォール、IPS、VPN(IPsec/SSL)、コンテンツフィルタリング、検疫などの機能を搭載する統合型のクライアント向けセキュリティソフト。もともとはUTMの機能を補なったり、VPNの接続用クライアントだったが、3.0以降で大幅に機能強化され、市販のセキュリティソフトと遜色ない機能を持つに至った
最新版のFortiClient 4.1では、(1)アプリケーション検知、(2)SSL-VPN、(3)WAN最適化、(4)エンドポイントコントロールなどの新機能を追加。また、新型のアンチウイルス&スパイウェアエンジンの搭載により、既存のFortiClient 4.0に比べてパフォーマンスも一気に3倍向上したという。
新たに無償版も用意された。フル機能を搭載するプレミアム版に比べて管理機能が削られているものの、SSL/IPSec VPN、WAN最適化クライアント、アプリケーション探知、エンドポイントコントロール、ホスト型アンチウイルス/アンチスパイウェア、ファイアウォール、不正侵入防御、Webコンテンツフィルタリングなどプレミアム版と同様の機能が搭載されている。さらにWindows MobileやSymbianOS向けの「FortiMobile」も提供される。
